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西日本豪雨 道後温泉、宮島、倉敷美観地区…被害少ないのに観光スポットでキャンセル続出

2018/07/18

 西日本豪雨で被害が大きかった岡山、広島、愛媛各県の被災を免れた観光スポットで、宿泊やツアーのキャンセルが相次いでいることが18日、分かった。これまで通り営業を続けているが客足は減少、地元経済や好調なインバウンド(訪日外国人客)誘致への打撃となりかねい。

道後温泉本館=松山市

 日本最古の温泉の一つとされる松山市の道後温泉。夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台にもなった重要文化財「道後温泉本館」の周りは今、普段のにぎわいは見られない。「全県に深刻な被害があると思われているのでは…」。道後温泉旅館協同組合の担当者は気をもむ。加盟する30の周辺旅館・ホテルに聞き取りしたところ、3千人を超えるキャンセルが判明した。

 愛媛県内の被害は南部の宇和島市などで甚大な一方、松山市は比較的少なく、本館は通常営業を続ける。だが宿泊キャンセルは止まらず、担当者は「3千人分となれば単純計算でも被害額は約4500万円。商店街への波及効果を考えると打撃はさらに大きい」。

 世界遺産・厳島神社がある宮島(広島県廿日市市)も、シンボルの大鳥居や社殿に被害はなかった。しかし「ツアーのキャンセルが出ており、最も人が来る秋に向け影響がないか不安だ」と観光関係者は思案する。川から流れ出た土砂などが、宮島行きフェリーの航路の妨げになる可能性もあるという。

 白壁の屋敷や川沿いの柳並木など江戸時代の風情が人気の岡山県倉敷市の美観地区。多くの建物が浸水した真備町地区とは離れているが、地元観光団体関係者は「駐車場の観光バスは普段の半分」と嘆息する。

 インバウンド誘致に力を入れる「せとうち観光推進機構」には豪雨後、国外旅行会社から「観光に行っても大丈夫か」などの問い合わせが相次ぐ。広報担当者は「不安の払拭に努めたい」と話している。

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