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AI人材確保へM&A視野 NTT西の小林新社長、G20事業受注に意欲

2018/07/11

 6月22日に就任したNTT西日本の小林充佳(みつよし)新社長は、人工知能(AI)分野での人材確保に向けて、M&A(企業の合併・買収)に踏み切る可能性があることを明らかにした。NTT西単独によるM&Aは過去に例がない。また来年6月28、29日に大阪市で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議で、通信関連事業の受注を目指す考えを表明した。

インタビューに答えるNTT西日本の小林充佳社長=大阪市中央区のNTT西日本本社(奥清博撮影)

 産経新聞のインタビューに応じた。NTT西は、あらゆるモノがインターネットにつながり情報を交換する「IoT」が広がるなか、膨大なデータを処理して新サービスにつなげるビジネスモデル構築を目指している。AIは、情報処理の精度を高めるうえで重要な役割を果たす。

 ただ、同分野の人材は不足が指摘される。小林氏は、AI人材をグループ各社と連携して育成する一方、「さまざまなベンチャー企業と話し合い、M&Aを通じて彼らを支援することもあり得る。柔軟に考えている」とし、「保守的だった」という従来戦略を変える意向を示した。

 一方、G20の通信網敷設や情報セキュリティー業務については、「当然、受注を目指す」と語った。NTTは平成28年に三重県で開催された先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)でも、主会場や首脳宿泊先のホテルで業務を受託した。小林氏は、応札はNTTグループとして行っていくものの、「全体のグリップ(掌握)はNTT西がやる」と意気込んだ。

 関西経済活性化の背景には「訪日外国人客(インバウンド)の増大がある」と指摘し、多言語翻訳サービスやWi-Fi環境の拡充、QRコードを利用したキャッシュレス決済サービスなどを強化する考えを強調した。(黒川信雄)

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