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Wi-Fi整備や自然ガイド育成 上高地・乗鞍へ観光客誘致 官民協議会がプログラム

2018/05/22

 ■山岳県の魅力発信

  長野県松本市の上高地や乗鞍高原、岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷などをエリアとする中部山岳国立公園の南部地域の観光を活発化させるため、両市や国、観光関係団体などでつくる協議会(事務局・環境省信越自然環境事務所)は、「利用推進プログラム」(平成30~32年度)を策定した。インターネット環境を整備しブログを更新する際の利便性を高めることなどが柱となっている。「山岳県」の魅力を発信する試みが奏功するか、関係者の期待は高まっている。(太田浩信)

上高地

 プログラムで掲げたコンセプトは「Birthplace of the Japanese Alps(日本アルプス発祥の地)」。北アルプス南部の標高3千メートル級の山岳環境と手つかずの自然景観、多様な生態系などを持つ公園の特長を生かし、非日常的な体験ができるようにする。

 具体的な取り組みとしては、無線LAN「Wi-Fi」を設置し、ブログの更新や地図アプリを利用しやすくする。このほか、クレジットカードの決済端末の整備や、観光施設情報などを提供するツアーデスクの設置、野生動植物の保護、周遊性の高い交通システムの構築-などを挙げた。

 槍ケ岳や穂高連邦を含む上高地や乗鞍高原などの5地域を「ビューポイント」と位置づけ、各地域ごとの整備方針も定めた。例えば上高地では、地域の自然に精通したネイチャーガイドの育成システムを構築し、長期にわたる公園の利用を進めるなどとした。

 プログラムは、環境省が推進する「国立公園満喫プロジェクト」の一環で、世界水準の「ナショナルパーク」としての認知度を高め、観光客を呼び込む狙いがある。特に、訪日外国人旅行客(インバウンド)については、28年比だと2倍に当たる14万人に引き上げる方針を打ち出した。協議会を構成する各団体は今後、策定されたプログラムを踏まえ、具体的な施策を展開する運びだ。

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