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世界初の海中カジノ構想 長崎・ハウステンボスが検討 ライバルと差別化

2018/05/21

 長崎県がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致候補地として掲げる同県佐世保市で、テーマパークを運営するハウステンボスが検討しているIR構想の概要が20日、明らかになった。世界初となる海中にカジノ施設を建設することが柱。カジノ運営基準などを定めるIR実施法案で全国の箇所数は最大3カ所となっており、誘致を目指す大阪や和歌山などのライバルになる。

海中カジノのイメージ図(ハウステンボス提供)

 関係者によると、海中カジノは海面下の壁を大型の強化ガラスにした特別施設で、海中を泳ぐ魚の様子などを眺めながらゲームを楽しむことができる。建設場所はハウステンボスが面している大村湾内を想定しており、建設コストは数百億円を見込む。

 国際会議場やショッピングモールなどIRを構成する他の施設は現在、駐車場として使っている敷地に整備する。また、IRの運営に関してはノウハウがないため、海外の大手企業と共同事業で行うことも検討していく方針だ。

 シンガポールのIR「リゾート・ワールド・セントーサ」には水族館の水槽と客室の窓が一体になったホテルがあり、IRによる経済活性化に一役買っているが、海中カジノは各国でも類を見ないという。

 ハウステンボス幹部は「カジノは同じアジアの韓国、マカオ、シンガポールにもある。競争力があるものを作らなければ客は呼び込めない」と海中カジノ構想の狙いを語る。技術的な問題の精査を進め、クリアできれば長崎県や佐世保市に提案する。

 政府・与党はIR実施法案を今国会中に成立させる方針で、IRの区域認定を目指す大阪府・市や和歌山県、北海道釧路市など自治体間での熾烈(しれつ)な競争が予想される。松井一郎大阪府知事は海中カジノ構想に関し「たくさんのアイデアが出ることは良いことだ。切磋琢磨(せっさたくま)する」と意気込む。

 大阪府・市は2025年に開催を目指す国際博覧会(万博)との相乗効果をアピールし、和歌山県は独自のギャンブル依存症対策を検討するなど、誘致実現に向けてライバルとの差別化を図っている。

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