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「無責任極まりない」 てるみくらぶ社長に懲役8年求刑 7月に判決

2018/05/14

 銀行から融資金をだまし取ったとして詐欺罪などに問われた旅行会社「てるみくらぶ」(東京、破産手続き中)社長、山田千賀子被告(68)の論告求刑公判が14日、東京地裁(河本雅也裁判長)で開かれた。検察側は「無責任極まりない犯行」として懲役8年を求刑し、結審した。判決は7月20日。

「てるみくらぶ」の山田千賀子社長(寺河内美奈撮影)

 山田被告は被告人質問で、同社について「子供みたいなもの。人生を懸けてきた」と涙ながらに説明。犯行前から多額の赤字に陥っていた点については「危機を乗り切った成功体験があり、今回も乗り切れると思った」とし、銀行や顧客への弁済の可否を問われると「できません。刑務所に行くしかない」と述べた。

 検察側は「犯行で得た現金を運転資金とした結果、同社が破産開始決定を受け、多大な社会的影響を及ぼした」と指摘。弁護側は、高齢で反省しているとして情状酌量を求めた。

 起訴状によると、山田被告は平成28年6月~29年2月、元経理担当社員、笹井利幸被告(37)=詐欺罪で公判中=と共謀し、財務状況を良く見せかけた虚偽の決算書を示して銀行2行から計約5億円をだまし取ったなどとされる。

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