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GINZA SIX開業1年 「人・価値・歴史」の新たな流れ創生

2018/04/20
開業1周年のプロモーションとして中央の吹き抜け空間に展示されたフランス人芸術家の新作アート=4月中旬、東京都中央区

 東京・銀座の大型複合施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」が20日、開業から1周年を迎えた。エリア最大級の規模を誇る商業施設に加え、オフィスや観光拠点としての機能を備えた新ランドマークは、国内随一のショッピング街に新たな息吹を吹き込んできた。今後は周辺エリアとの連携をさらに強め、「GINZA」の魅力を世界に発信し続ける。

 高級ブランドの路面店が軒を連ねる銀座の中央通り。国内外から買い物客が集まる目抜き通りに昨年4月20日、鳴り物入りでオープンしたのがギンザシックスだった。「新たな人の流れが生まれた」。地元商店会で銀座通連合会の岡本圭祐副理事長は、にぎわいを増した街の姿に目を細める。

 吸引力を生み出したのは意欲的なテナント構成だ。銀座を代表する百貨店の一つ「松坂屋銀座店」があった売り場面積約4万7000平方メートルの商業フロアには「クリスチャンディオール」や「フェンディ」など世界の高級ブランドが旗艦店を構え、その他の雑貨、飲食店なども全体の半数が国内における旗艦店だ。

 圧倒的な品ぞろえの厚みに加え「周辺の路面店と一続きのようなテナント配置」(岡本氏)も相まってエリア周辺が回遊性を増した。ギンザシックスだけで年間2000万人が来館し、東京メトロ銀座駅の利用者も1日平均で約7400人増加。2018年の公示地価では周辺地区の上昇率が都内商業地で最高となった。

 他にも約3万8000平方メートルのオフィススペースは、銀座に約3500人の新たな“住人”を生み、平日ランチタイムの新たな需要となった。屋上庭園は銀座を訪れる家族連れの憩いの場となり、観光バス乗降所など訪日外国人向けの観光拠点機能も充実。文化交流施設の「観世能楽堂」は災害発生時には一時滞在スペースとして活用できる。

 2年目を迎え、課題として取り組むのはエリアとのさらなる連携強化だ。

 近隣の百貨店などで展開するイベント企画「GINZA FASHION WEEK」では、今年3月の14回目から本格参加。また屋上庭園を銀座エリアの新たな公共空間として、定期的にイベントを開催することで銀座を「滞在する街」へと進化させるような仕掛けを続ける。

 GINZA SIXリテールマネジメントの桑島壮一郎社長は「今後も銀座に新たな価値と歴史を創り出す」と将来を見据える。(佐久間修志)

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