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住民主導の乗り合いタクシー「くすまる」好調 「大事な地域の足として残したい」 大阪・河内長野

2018/02/23

 路線バスなど地域の公共交通が廃止、縮小される中、平成23年11月に正式運行を始めた大阪府河内長野市の楠ヶ丘地区の乗り合いタクシー「くすまる」が好調だ。利用率アップに向けて地道な活動を続けてきた成果で、運営に関わってきた地域住民らは「くすまるを大事な地域の足として残したい」と力を込める。

河内長野市・楠ヶ丘地区の大切な足として定着した「くすまる」(一部画像を処理しています)=楠ヶ丘公共交通対策委員会提供

 大阪のベッドタウンとして発展してきた河内長野市にあって、「くすまる」の走る楠ヶ丘地区は昭和40年代に開発された新興住宅地。南海高野線三日市町駅(同市三日市町)近くにあり、平成29年3月末現在で約2400人が暮らす。高齢化率が3割を超える一方で、地区は勾配があり、道幅が狭いなどの理由で、路線バスもなかった。

 そうした中、23年11月から運行がはじまったのが「くすまる」だった。路線は三日市町駅前を出発して地域を巡回し、約20分で同駅へ戻るコース。中学生以上は200円で小学生は100円、幼稚園以下は無料。おおむね30分に1本のペースで午前8時半から午後6時半まで18便運行している。

 地域住民らでつくる「楠ヶ丘公共交通対策委員会」が運営し、高齢者に無料乗車券を配るなど、定着に向け地道な活動を重ねた結果、運行開始後の24年度には2万7210人だった利用者が、28年度には3万1390人に。29年度も1月末の段階で2万5831人が利用している。

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