Logo sec

成田空港で果物“直販” 大粒イチゴに「ワオ!」 日本航空と農業法人タッグ

2018/01/22

 日本航空は、成田空港で国産果物の常設販売を始めた。訪日外国人旅客をターゲットに、機内持ち込み用の土産品として販売する同社初の取り組み。訪日外国人に国産果物のファンになってもらおうと、成田空港を日本の農産物の魅力を海外に広める拠点とし、リピーターの増加を狙う。

大粒の国産イチゴに興味を示し、買い求める外国人旅行客=成田空港(城之内和義撮影)

 第2旅客ターミナルで日航のグループ会社JALUX(ジャルックス)が運営する土産店「BLUE SKYおみやげプラザ」で販売している。茨城県つくば市の農業法人「みずほ」と、その子会社で農産物の流通・輸出を手がける「みずほジャパン」を通じて、契約農家が出荷する四季折々の果物を取り扱う。今月からゴールデンウイーク頃までは、旬のイチゴを販売する。

 15日に販売が始まり、採れたてのイチゴ計60箱が店頭に並んだ。みずほジャパンの篠原隆志・事業開発部長は「予想以上のペースで売れた。輸出検査を受けずにイチゴを持ち出せる香港やマレーシアなどの客が多い。香りや大きさ、粒がそろった美しい見た目に興味を示し、試食したら『ワオッ!』と驚いて何箱も買ってくれる人もいた」と手応えを話した。

 大粒で甘味が強い栃木県産「スカイベリー」を同店に出品している吉村農園(同県益子町)の吉村想一さん(29)は「自分たちのイチゴが海外に行くなんて考えてもいなかったので驚いている。日本の農作物のレベルの高さを知ってほしい」と意欲を語る。

 また、日航などは今月下旬をめどに、成田空港の貨物上屋に果物を直接搬入して同社便でタイの首都バンコクまで空輸する仕組みを構築する。現地では、みずほジャパンが運営する「みずほの村市場バンコク店」で翌日に販売可能となり、日本の店頭と変わらない鮮度で提供できるとしている。

 成田空港で購入したことがきっかけで国産果物のファンになった外国人客のリピート買いを狙い、今後の輸出促進につなげる考えだ。生産農園を訪ね、収穫体験などができるグリーンツーリズムも企画している。

 みずほジャパンの長谷川久夫社長(69)は「農産物の国内消費量が減る中で、輸出を増やしていきたい。そのためには日本の優秀な農家や食材を知ってもらう必要がある。空港で売ることで、海外に発信できる」と話す。今後は成田以外の空港での販売や、生産者の拡大にも取り組むという。

あわせて読む

COOL JAPAN

もっと見る
「COOL JAPAN」の記事をもっと見る

観光ルート

もっと見る
「観光ルート」の記事をもっと見る

訪日プロモ

もっと見る
「訪日プロモ」の記事をもっと見る 「運輸」の記事をもっと見る

地方創生

もっと見る
「地方創生」の記事をもっと見る

成田空港

もっと見る
「成田空港」の記事をもっと見る

日本航空

もっと見る
「日本航空」の記事をもっと見る

グルメ

もっと見る
「グルメ」の記事をもっと見る

インバウンド

もっと見る
「インバウンド」の記事をもっと見る