東急不動産が旧軽井沢ホテルを買収 訪日客の取り込みも狙う
東急不動産(本社・東京都港区)は6月1日、1979年に開業した旧軽井沢ホテル(長野県軽井沢町)を買収したと発表した。買収額は非公表。東急不動産は軽井沢町で会員制ホテルを運営しており、訪日外国人を含む一般の宿泊客を取り込むのが狙いだ。

旧軽井沢ホテルは、地下1階、地上3階で客室数は50室。客室の約9割のが40㎡を超える広々とした間取りになっているほか、レストランや宴会場、教会などを備えている。
旧軽井沢の別荘地ならではの落ち着いた雰囲気をもったエリアに立地し、軽井沢駅や旧軽井沢銀座から徒歩圏にある。東急不動産では「軽井沢エリアの中でも希少性の高いホテル」としている。
2015年に大規模改修をしたため、改装せずに営業を続ける。今後、スパルームの設置などを検討する。