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都内大手ホテルなど「桜」を春シーズンの売り物に 訪日客に日本ムード演出

2017/03/26
201703241121_1.jpgプリンスホテルで以前実施した着物で人力車に乗って写真撮影できるサービス(同社提供)

東京都心の桜開花などを受け、ホテルなどの観光業界による訪日外国人旅行者向けの「お花見商戦」が本格化してきた。体験型サービスを盛り込んだ宿泊プランのほか、花見マナーの手ほどきといったソフト面もカバー。花見は訪日旅行の主要コンテンツに成長しており、各社とも需要取り込みに力を入れている。

「日本文化を満喫できるプログラム」。昨年11月に新装オープンしたグランドプリンスホテル高輪(東京都港区)がPRするのは「日本の春を愉しむステイ」と名付けた豪華プラン。日本庭園を望める和室に宿泊し、日中は着物姿で人力車に乗って品川周辺の桜巡りを楽しめる。担当者は「近年は屋外イベントでも訪日客の方が目立つようになってきた」と話す。

東京マリオットホテル(東京都品川区)を運営する森トラスト(本社・東京都港区)グループは、ホテル隣接の御殿山が江戸時代に桜の名所として親しまれた「歴史性」を売りに4月7、8日の2日間、書道家や和楽ユニットによるステージや野点体験などを実施する。

小田急電鉄(本社・東京都渋谷区)は27日~4月20日に箱根フリーパスなどを購入した訪日客に桜の柄のはしをプレゼントするキャンペーンを始める予定だ。

一方、「快適な桜観賞をサポートしたい」とお花見マナーのリーフレットを配布するのはホテル椿山荘東京(東京都文京区)などを運営する藤田観光(本社・東京都文京区)。英語版と中国語版の2種類で、「桜の枝を折らない」「ごみは持ち帰る」などのマナーについてイラスト付きで解説している。

日本政府観光局(JNTO)によると、花見シーズンの3、4月に日本を訪れる外国人は年々増え、2016年は各月とも200万人を突破した。

観光庁は「桜の写真を交流サイト(SNS)で見た訪日客が来ている」と分析しており、JNTOも桜情報をウェブで発信するほかアジア各国の展示会で桜をテーマにしたブースを設置している。

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