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ハウステンボスで人気の「変なホテル」が関東進出 ディズニーランド近く千葉・浦安に開業

2017/03/16
201703161126_1.jpg「変なホテル舞浜 東京ベイ」恐竜型ロボットが出迎えるフロント=3月15日、浦安市富士見(荻窪佳撮影)

旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)のグループ会社、HISホテルホールディングス(本社・東京都新宿区)は3月15日、東京ディズニーランドのある千葉県浦安市にロボットが接客する「変なホテル舞浜 東京ベイ」を開業、報道陣に公開した。HISグループは長崎県佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス」で同様のホテルを運営していて、今回のホテルは2軒目。関東では初めての展開となる。

英語・中国語など4カ国語で対応、訪日客はパスポートでチェックイン

新しいホテルはJR舞浜駅から徒歩約20分で、6階建て。客室は100室で、全ての部屋に人工知能(AI)を搭載した客室ロボットが置かれている。フロントには2体の恐竜ロボットが配置され、宿泊客はロボットの案内に従って音声認識やタッチパネルで手続きする仕組みだ。

日本語だけでなく、英語・中国語(簡体)・韓国語の計4カ国語に対応。海外の宿泊客はパスポートをセンサーにかざすとチェックインができる。

また、各客室にも宿泊の滞在をサポートするロボットが配置されている。ロボットはAI(人工知能)を搭載し、宿泊者の顔と名前の認識や接し方によって応答を変化させることができるという。

人の手の形を識別し、じゃんけんなどの遊び機能も搭載。室内の照明・エアコン・テレビのスイッチにも対応している。

ロボットを導入して人件費を抑えることで、3~4つ星ホテルのサービスでありながら低価格化を目指ししている。近隣のテーマパークを利用する家族連れをターゲットに、稼働率80%強を目標に置いている。

201703161126_2-300x0.jpgオープニングセレモニーでテープカットが行われた=15日、浦安市富士見(荻窪佳撮影)

従業員7人に対してロボットの数は140台。人件費がかからないことから、他のホテルよりも5分の1から8分の1くらいまで固定費を圧縮できるという。

記者会見した沢田秀雄会長兼社長は「変化し進化していくという方針のホテル。お客さまの声を聞いて内容やサービスを向上し、満足度を上げていきたい。働き手となる若年層が不足するなか、新しいホテルのビジネスモデルとして世界に展開していく」と語った。

「変なホテル」は2015年7月に初号棟を開業。「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」としてギネス世界記録にも登録された。16年3月には客室数を開業時の2倍の144室に増やし、ロボットの数も2倍超の約180台に増強。一方で、従業員は30人から7人にまで削減した。予約は好調でほぼ満室の状態が続いているという。

8月に愛知県蒲郡市で3号店を開設する予定で、大阪や台湾・台北、中国・上海への出店も計画している。今後、運営ノウハウを体系化し、ビジネスモデルとして外販する方針だという。HISホテルホールディングスの平林朗社長は「向こう5年以内に国内外のホテルや旅館など1000件への導入を図りたい」と視野に置いていることを明らかにした。

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