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奈良公園内のホテル整備 森トラストに決定 デザインは新国立競技場設計の隈研吾氏

2017/03/15
奈良公園内の庭園「吉城園(よしきえん)」周辺地区に宿泊施設を整備する計画で、奈良県は3月14日、事業者が不動産開発大手、森トラスト(本社・東京都港区)に決まったと発表した。建物のデザインは、新国立競技場などの設計を手掛けた建築家の隈研吾氏が担当する。今後、森トラストが国際級ホテルの運営会社と交渉を進め、誘致するホテルブランドを決定。平成32年春の開業を見込んでいる。
201703151246_2-300x0.jpg吉城園周辺整備の完成イメージ(森トラストの提案概要書より)

森トラストは外資系ホテルの誘致に実績があり、奈良県内では32年春開業予定の外資系高級ホテル「JWマリオットホテル奈良」(奈良市)を誘致したことで知られる。

今回の対象地区は吉城園や知事公舎などを含む約3.1ヘクタール。歴史的建造物や庭園は残したうえで、建物の高さは2階建てまで、外観は和風―と制限されている。森トラストは宿泊施設を新設予定だ。

森トラストが奈良県に提出した事業計画提案書によると、コンセプトは「畏敬の夜・神秘の朝、奈良らしさを世界へ」。大正11年築の知事公舎をレストランに活用したり、ホテルの客室を吉野杉を取り入れたデザインにしたりと、奈良の伝統や周辺環境との調和を重視した計画となっている。

奈良県は昨年12月から事業者の公募を開始。3社が参加表明し、最終的に森トラストを含む2社から提案書が提出された。森トラストを選んだ理由について奈良県担当者は、「奈良公園の雰囲気をよく理解し、既存のものを生かしながら価値を高めるという提案が、より優れていると感じた」とした。

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