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「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産国内推薦向け 首都圏から機運醸成を 事業者とアイデア公募

2017/03/04

世界文化遺産登録に向けた候補(国内推薦)を決める国の文化審議会が今夏にも開かれるのを前に仁徳天皇陵などの「百舌鳥(もず)・古市古墳群」の登録を目指す大阪府と堺、羽曳野、藤井寺の3市でつくる百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議(事務局・大阪市住之江区)は、首都圏でPRを行う事業者とアイデアの公募を始めた。首都圏からの情報発信で全国的な機運を醸成するのが狙いで、文化審議会開催直前に「呼び水」となるアイデアを求めている。(張英壽)

委託費は最大800万円、3月下旬に選定

201703031905_1.jpg堺市中心部に広がる百舌鳥古墳群。左下が仁徳天皇陵古墳(本社ヘリから)

登録推進本部会議は昨年も事業者とアイデアを募集し、レコード会社大手、ポニーキャニオン(本社・東京都港区)に事業を委託した。6月に首都圏ローカル局でテレビ番組を放送したほか、トークイベントを同月に開催し首都圏でPR活動を展開してきた。

今年2月3日には東京で、日本史に関する歌を手がけるミュージシャン「レキシ」として活躍する池田貴史さんを応援大使に任命。池田さんは前方後円墳のかぶりもの姿で登場し、「こういう大使をやりたくて、歴史の歌を歌ってきた」と意気込んだ。

今回は、7月にも開かれる文化審議会の直前に一大イベントを予定。文化審議会では学術的な審査も行うが、地元の機運醸成も国内推薦を決める重要な要素となる。このため、登録推進本部会議の担当者は「インパクトのあるアイデアがほしい。首都圏でうまくPRできれば、メディアを通じて各地に発信され、世界文化遺産を目指す百舌鳥・古市古墳群の知名度が全国クラスになる」と話す。

委託費は最大で800万円。3月下旬に事業者を選定する。

百舌鳥・古市古墳群は堺、羽曳野、藤井寺の3市に立地し、日本最大の古墳「仁徳天皇陵古墳」(全長486メートル)など89基がある。平成25、27、28年と3回にわたり、文化審議会で国内推薦の選考対象となったが、いずれも見送られた。大阪府や3市は29年の国内推薦、31年の世界文化遺産登録を目指している。

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