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男鹿のナマハゲなど「来訪神」行事10件をまとめて無形文化遺産に申請へ 今月中にユネスコに提出

2017/03/05

政府は国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産の候補として、神に扮した住民が地域を巡り歩く8県10件の伝統行事「来訪神(らいほうしん) 仮面・仮装の神々」を申請することを決めた。

201703031148_1-300x0.jpg無形文化遺産候補「来訪神 仮面・仮装の神々」に追加された鹿児島県の「悪石島のボゼ」(提供写真)

3月中にユネスコへ申請書を提出、2018年11月ごろに開かれる政府間委員会での登録を目指す。

申請を決めた関係省庁連絡会議の後、文化庁の担当者は「必ず登録されるよう、気を引き締めて申請書の最後の詰めを急ぎたい」と話した。

登録を目指す10件は
「吉浜のスネカ」(岩手県大船渡市)
「米川の水かぶり」(宮城県登米市)
「男鹿のナマハゲ」(秋田県男鹿市)
「遊佐の小正月行事」(山形県遊佐町)
「能登のアマメハギ」(石川県輪島市・能登町)
「見島のカセドリ」(佐賀市)
「甑島のトシドン」(鹿児島県薩摩川内市)
「薩摩硫黄島のメンドン」(鹿児島県三島村)
「悪石島のボゼ」(鹿児島県十島村)
「宮古島のパーントゥ」(沖縄県宮古島市)

このうち「甑島のトシドン」は09年に無形文化遺産に登録されている。

「来訪神 仮面・仮装の神々」は、正月など年の節目となる日に仮面・仮 装の異形の姿をした人が「来訪神」として家々を訪れ,新年を迎える際に怠け者を戒めたり、人々に幸せや福をもたらしたりする行事。伝承されている各地域では、世代から世代へと受け継がれてきた。

日本は11年に「男鹿のナマハゲ」 を第6回政府間委員会(インドネシア・バリ)に提案したものの、すでに登録されていた「甑島のトシドン」との類似性を指摘され、「情報照会」の決定を受けた。これを踏まえ、国指定重要無形民俗文化財の10件を構成要素としてグループ化し、「甑島のトシドン」の拡張提案として提案することにした。

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