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京都の主要ホテル宿泊者、2割は中国人 平成28年、訪日客は過去最高の37%

2017/02/21

平成28年の1年間で京都市内にある主要なホテルに宿泊したインバウンド(訪日外国人)の割合が、前年比2.2ポイント上昇の37%となり、26年の調査開始以来過去最高を記録したことが2月20日、公益財団法人「京都文化交流コンベンションビューロー」(京都市中京区)がまとめた調査結果で分かった。京都観光の魅力が海外に広がり、定着しつつあることを裏付けた。

中国人は21.9%、台湾抑え初の1位

201702211506_1-300x0.jpg ライトアップされた八坂神社を訪れる外国人観光客ら=2月20日、京都市東山区(西川博明撮影)

調査は、外資系を含む京都市内の主要ホテル33カ所の協力を得た。

宿泊客のうちインバウンドが占める割合を月間ベースでみると、桜の花見シーズンを迎えた昨年4月が過去最高の46%を記録したのをはじめ、40%の大台を超えた月が3つあった。

訪日客の国・地域別では、27年の2位だった中国が前年比1・6ポイント上昇の21.9%で、初の1位に浮上した。2位が27年1位の台湾(同4.4ポイント下落の19.4%)、3位は27年と同様に米国(同1.9ポイント上昇の13.5%)という順だった。

京都市内の宿泊客で特徴的なのが、訪日客に占める欧米の宿泊客比率で、前年比4ポイント上昇の33.4%と国内平均(12.6%)を大きく上回った。京都文化交流コンベンションビューローは「欧米の方々は“爆買い”より日本の文化、歴史的な魅力に関心が高い」と理由を分析する。

ホテル料金価格も上昇「経済効果出ている」

一方、京都市内の主要ホテルの客室稼働率は前年比0.2ポイント下落の89.1%で前年と同様の高い水準を維持した。インバウンドが過去最高となる一方、日本人の宿泊客割合は前年比2.2ポイント下落の63%だった。

また、京都文化交流コンベンションビューローが提携している英ホテルデータサービス会社、STRの調査結果によると、28年の京都市内のホテルの1室当たりの売上高は、前年に比べ9.8%上昇。東京(前年比3.9%上昇)や大阪(同2.1%上昇)のそれぞれの伸び率を上回った。

京都文化交流コンベンションビューローの担当者は、京都観光が好調で宿泊需要が増えたことで、ホテルの料金価格も上昇しており、ホテル運営各社に「経済効果が出ている」と指摘する。

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