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三菱地所が東京・大手町に初のサービスアパートメント導入 訪日ビジネス客に照準

2017/02/14

三菱地所(本社・東京都千代田区)は2月13日、「大手町パークビルディング」(東京・大手町)に、中長期滞在に対応できるサービスアパートメントを導入したと発表した。日本を代表するオフィス街、大手町に住機能を備えた施設が誕生するのは初めて。

201702141209_1.jpg「アスコット丸の内東京」の内観

「ビジネスを目的とした外国人をターゲットとする」(荒木治彦・丸の内開発部長)考えで、都心部で大型オフィスビルの建設が進む中、職住近接型の街づくりを進め、国際競争力を高める。訪日外国人観光客も増えており、サービスアパートメント事業をめぐる動きはさらに活発化しそうだ。

施設はビルの22~29階で、計130室。アスコット(本社・シンガポール)が所有・運営し、「アスコット丸の内東京」として3月30日に開業する。

全室38平方メートル以上のゆったりとした客室面積に加え、スタジオタイプ(広いワンルーム)から3ベッドルームまで幅広いタイプを用意。ビジネスや観光などさまざまな滞在ニーズに対応できるようにしている。また、日本ならではの畳を使用した客室も提供する。

家具、家電、キッチンなどを配備。滞在したその日から自宅で暮らしているような快適な生活ができる。

24時間対応のレセプションや会議室、高速インターネット回線、印刷サービスなどのビジネスサポート機能も充実。ラウンジ、トレーニングジム、エクササイズ用プールなどもあり、グローバル企業で働く訪日ビジネス客や国際会議に参加する関係者などの宿泊ニーズにも対応している。

サービスアパートメントは海外に比べて普及が遅れていたが、都内では不動産各社や住宅メーカーによる拠点整備が徐々に進んでいる。

森ビル(本社・東京都港区)は六本木ヒルズ(東京都港区)など4カ所で計560戸を運営。20年完成予定の虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーでも約160戸が稼働する。

三井不動産(本社・東京都中央区)も東京ミッドタウン(東京都港区)など2カ所で事業展開している。

住友不動産(本社・東京都新宿区)は「ラ・トゥール」シリーズなどを展開、今後も順次増やしていく計画だ。

一方、積水ハウス(本社・大阪市北区)も開発事業に参入。シンガポールの不動産大手、フレイザーズグループと組んで、24時間対応のジムや会議室を備えた物件を20年に開業する。

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