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2016年経常黒字9年ぶり高水準 原油安や訪日消費が押し上げ

2017/02/09

財務省が8日発表した2016年の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は前年比25,8%増の20兆6496億円だった。暦年の黒字額としては07年以来9年ぶりの高水準で、08年のリーマン・ショック以降では最大。

原油安による輸入額の減少、訪日外国人旅行者の消費の伸びが黒字を押し上げた。

16年の地域別の収支はまだまとまっていないが、8日発表の16年7~9月期の実績は対米国の黒字が3兆315億円に上り、国別で首位。その多くは貿易で稼いでおり、対日貿易赤字を問題視するトランプ米大統領の圧力の矛先が向かう可能性もある。

16年の経常収支のうち、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は5兆5793億円の黒字で6年ぶりに黒字転換した。訪日客の消費から日本人が海外で使ったお金を差し引いた旅行収支は1兆3391億円の黒字。黒字は2年連続となり、金額は前年比22.8%増えた。


 

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