Logo sec

ラオックスが赤字転落 爆買い沈静化が直撃、2016年12月期予想を修正

2017/02/03

全国で免税店を展開するラオックス(本社・東京都港区)は2月3日、2016年2月期の業績予想を下方修正し、経常損益が12億5000万円の黒字から11億円の赤字になると発表した。中国人観光客による爆買いの沈静化が経営を直撃。長期的なインバウンド需要を見込み、積極的な新規出店や人材の投入を実施したことが裏目に出た。

201702032241_1-300x0.jpgラオックスの道頓堀店=16年2月、大阪市中央区(寺口純平撮影)

売上高は従来予想の650億円から25億円少ない625億円となる見通し。本業のもうけを示す営業損益は従来予想の12億5000万円の黒字から9億円の赤字に転落する。

修正の理由について、ラオックスでは、円高の進行に加え、中国が関税率を見直すなどの外的要因に加え、訪日客のライフスタイルの変化が影響した分析した。

来店客数は前期と比べ堅調に推移しているものの、平均購買単価は15年12月期末の3万3820円から、16年12月期末には2万2344円に下落。一方で、ブランド力と販売力強化のために広告宣伝費を投入。販売費が3億円増加したほか、新規出店による地代家賃や人件費などの固定費も3億円増加した。

このため、不採算店の閉店に伴う店舗整理損や1年以内に閉店予定の店舗の減損損失などの特別損失を新たに5億9000万円計上。最終損益は15億5000万円となる見通し。
 

あわせて読む

「決算」の記事をもっと見る

ラオックス

もっと見る
「ラオックス」の記事をもっと見る