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バス停にクロスバイクを配備…欧州人やサイクリスト呼び込み狙う 兵庫・姫路

2017/01/31

兵庫県姫路市は、「播磨圏域連携中枢都市圏」に加わる8市8町の観光地を自転車でつなぐ「はりまクラスター型サイクルスタイル構築事業」を始動させた。姫路と宍粟両市内のバス停など4カ所に中・長距離用クロスバイク計10台を配備。バスで観光客を自転車があるバス停まで運び、そこから無料レンタルの自転車で周辺市町の観光地をめぐってもらう。

201701311722_1.jpg神姫バス姫路駅旧待合所に設置された自転車。広域観光のツールとして期待がかかる=兵庫県姫路市西駅前町

鉄道などを利用して姫路城を訪れる国内外の観光客は増加している一方で、城だけでなく、周辺市町の観光地にも観光客の流れを波及させることが同都市圏の課題となっている。

姫路市は外国人観光客のうち、環境問題への意識が高く自転車をよく利用する欧州人の若者のほか、長距離のサイクリングを楽しむサイクリストに需要があるとみて同事業を企画。神姫バスの協力を受け、先行して自転車のレンタルサービスを始めた。将来的にはバスや鉄道など公共交通機関を活用して、周辺市町をまたいだ広域観光につなげていくのが狙いだ。

平成30年度までの3カ年で実施。28年度は自転車の利用促進事業に約1100万円を計上した。

駐輪するバス停は、神姫バス姫路駅旧待合所と農家レストラン「且緩々(しゃかんかん)」、書写山ロープウェイ山麓駅の姫路市内3カ所と、宍粟市の山崎待合案内所の計4カ所。姫路駅旧待合所には、ルートの紹介や修理用品の貸し出しを行う「姫路駅前サイクルステーション」もオープンした。2月中旬には観光客らが着替えられる更衣室なども整備する。

自転車は3月末まで試行的に無料で観光客に貸し出す。利用時間は午前9時半~午後6時。自転車は当日中に元に戻すのが原則。利用者へのアンケートで行き先などの動向調査を行い、ニーズの掘り起こしに活用する方針。姫路市地方創生推進室は「来年度には、神姫バスが導入を予定する自転車と一緒に乗車できるサイクルバスなども活用し、広域観光の仕組みをさらに充実させたい」としている。

播磨圏域連携中枢都市圏 人口減少・少子高齢社会に直面する中で、播磨圏域の8市8町が連携し、「播磨圏域の経済の活性化」、「圏域の魅力の向上」、「住民に安心・快適な圏域づくり」に取り組み、播磨圏域の「地方創生」を目指す。8市8町は姫路市、相生市、加古川市、赤穂市、高砂市、加西市、宍粟市、たつの市、稲美町、播磨町、市川町、福崎町、神河町、太子町、上郡町、佐用町

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