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訪日客の「ドタキャン」回避 ぐるなびが事前決済できるレストラン予約サービスを今春に提供

2017/01/22

飲食店検索サイトを運営するぐるなび(本社・東京都千代田区)は、訪日外国人観光客が予約しながら来店しない「ドタキャン」を回避できる多言語レストラン予約サービスを来春にもスタートさせる。中国と台湾の大手オンライン旅行会社2社と提携し、事前決済で予約を受け付けられるようにする。

ぐるなびが提携したのは、中国最大手オンライン旅行会社Ctrip(中国語会社名・上海携程国际旅行社有限公司、本社・上海市)と台湾最大級のオンライン旅行会社KKday(中国語会社名・酷遊天國際旅行社股份有限公司、本社・台北市)。Ctripは年間の訪日中国人観光客の約3割にあたる200万人が利用している一方、KKdayは年間25万人の訪日観光客に利用されている。

訪日外国人観光客数は2016年に2400万人を突破。政府は東京五輪・パラリンピックが開催される2020年には4000万人まで伸ばすことを目標にしている。今後、さらに多くの観光客が日本を訪れ、飲食店を利用することが予想されるが、一方で、一部の飲食店では訪日客を敬遠する傾向も出ている。予約客が当日連絡もなく来店しない「無断キャンセル」するケースを懸念し、予約を受けない飲食店も少なくないという。

このため、訪日客を受け入れる飲食店のリスクを軽減するため、訪日客数でトップクラスにある中国と台湾の旅行会社と提携し、予約した段階で料金を支払う「事前決済」のサービスを取り入れることにした。ぐるなひは、このサービスを利用するレストランの店舗情報を多言語化してCtripとKKdayに提供。事前決済がするため、あらかじめ料金が決まっているコース料理を掲載する。CtripとKKdayを利用する訪日客は予約の際にコース料理の料金を事前に支払う。

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スマートフォンの普及でインターネット経由で旅行プランを個人手配する旅行者が増える傾向にあり、ぐるなびでは「訪日客のレストラン需要は今後も高まる。このサービスを通じて、訪日客が行きたい飲食店に断られることなく来店でき、飲食店もリスクの回避ができる」としている。

Ctrip  1999年に中国の上海で設立され、宿泊施設やフライト、列車、パッケージツアーの予約及び法人の旅行マネジメントサービスなど旅行サービス全般を提供する中国最大のオンライン旅行会社。 会員数は約3億人、年間利⽤者数10億人、年間アプリ利⽤比率は70%。年間訪日客利⽤者数200万人で訪日中国人観光客の約3割を占めている。2010年に立ち上げた着地型観光ツアーTTD部門(things to do)は、 訪日中国人の個人旅行者向けに日本全国の日帰りツアーや遊園地チケット、 レストラン予約などの商品を販売している。

 

KKday 2014年5月設立。15年10月には予約者延べ人数100,000人を突破、ツアー6000件(16年)を有し、日本、韓国、香港、シンガポールやマレーシアなど5つの地域に海外拠点を持つ台湾最大級のオンライン旅行会社

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