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アニメ、食文化、伝統工芸…「クールジャパン」連携 政府が体験ツアー開発へ

2017/01/12

政府は、海外からの観光客が日本の文化や伝統をまとめて体験できるツアーの開発や支援に乗り出す。アニメや食文化、伝統工芸などは「クールジャパン」と呼ばれ外国人に人気があり、異なる分野を結び付ければ魅力が増すと判断した。近く実験プロジェクトを始め、効果や課題を検証する。地域振興につなげることを狙う。

「君の名は。」聖地巡礼+温泉+名物料理

201701121138_1.jpg映画「君の名は。」のワンシーンそっくりのJR飛騨古川駅の風景。訪日客にも人気のスポットだ

昨年10月成立の2016年度第2次補正予算に事業費1億3000万円を計上した。内閣府から委託された民間シンクタンクが公募し、32件の提案から7件を採択。補助金を受け、今月後半からスタートする。20年の訪日外国人4000万人という目標の達成を後押しする。

7件のうち、大ヒットアニメ映画「君の名は。」にちなんだツアーは作品のモデルとされる東京都内や岐阜県飛騨市を巡る「聖地巡礼」に加え、温泉や名物料理を一緒に楽しんでもらう。映画が公開された台湾、タイのファンがターゲットだ。

「SAKE」として欧米でも普及が進む日本酒のファンを対象にしたツアーでは、茨城県や長野県の酒蔵と、和の酒器を扱う都内の工芸品店を訪ね歩く。陶器や漆器の輸出拡大につながるとそろばんもはじく。まずは米国や香港の富裕層への影響力が大きい評論家らを体験に招く。

都心で働く会社員が、得意の外国語を生かして週末にツアーガイドを担うアイデアも。新潟県の酒蔵を外国人観光客に案内する予定だ。実験プロジェクトは小規模だが、5月までに結果を分析し、本格的な事業化を民間旅行会社などに提案する。

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