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成長するロボホン、次は明治座で英語ガイド シャープ、法人売り込みに傾注

2017/01/11
シャープは、ロボット型スマートフォン「ロボホン」を使った訪日外国人向けの英語案内を1月16日から東京都中央区の明治座で始める。
201701121044_1.jpg羽田空港の土産店で商品説明をしたシャープのロボホン=同社提供

3月末まで同所で行われる公演のPR役として、あらかじめ入力された英語でガイドする。ロボホンには、昨年5月の発売以降、新たな機能を持たせる試みがなされており、少しづつ進化を遂げている。

英語を話すロボホンは、明治座のロビーに2台置く。日本の伝統芸能やアニメの魅力を紹介する公演「SAKURA(サクラ)」をPRするほか、140年以上続く明治座の紹介をする。

一般に販売されてるロボホンには、日本語に対応する機能しかないが、今回は特別に英語の説明プログラムを追加。「Hi, everyone! I’m RoBoHoN(皆さんこんにちは、僕ロボホン)」などと流暢な発音で話す。

明治座では東京五輪に向けて訪日客向け公演を強化しており、宣伝部の君川博哉さんは「海外のお客さまに日本の技術でより公演を楽しんでもらいたい」と話す。一方、シャープは、自社技術を外国人に宣伝できるチャンスになるとみている。

ロボホンの発売から半年余り。シャープは毎月のようにアプリを更新し、ロボホンを成長させている。

スマホとしての機能よりも、とりわけ、対話を楽しむ玩具としての役割を強化。音程が外れがちだった歌をより上手にしたり、踊れるダンスの種類を増やしたりしている。クイズの出題や腕立て伏せ、腹筋などの動作もできるようになった。

シャープが現在、力を入れようとしているのは、ロボホンの法人への売り込みだ。本体価格が21万円超と、一般のスマホに比べて高額なため、現在は目標とする販売台数に届いていないためだ。

接客や営業のプレゼンテーション向けの需要を開拓すれば、新たな購買が見込める。今後は海外のソフトウエア会社などと協業。日本語並みに英語や中国語が使えるロボホンの開発を目指している。

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