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黒壁ガラス館、ラコリーナ近江八幡…滋賀県内観光客数が過去最多に

2016/12/22

平成27年に滋賀県内を訪れた観光客数は前年比3.5%増の4794万1200人で、集計を始めた昭和54年以降過去最多となることが県観光交流局のまとめで分かった。女性をターゲットにしたプロモーションなど観光誘客のための大型事業が奏功したほか、全国の高校生が集う「全国高等学校総合文化祭(びわこ総文)」が県内で開催され、集客増につながったとみられる。

201612201301_1.jpg滋賀県内2位の観光客を集めた「ラ コリーナ近江八幡」(たねやグループ提供)

「旅せよ乙女。」プロモ…あの「たねや」和洋菓子店、京阪神の近さ追い風

調査は、県内にある観光地のうち、年間の観光客数が1000人以上見込まれる766地点で実施した。その結果、日帰り客数が前年より111万100人多い4411万2400人、宿泊客数が前年より50万2500人多い382万8800人と、いずれも前年の実績を上回った。

県は27年度に女性をターゲットにした魅力発信事業「旅せよ乙女。虹色エモーション」を展開し、首都圏や関西圏でテレビCMを放映したり、ポスターを掲示したりしたことなどが功を奏したと分析。また、びわこ総文に参加した高校生らが県内で観光したり宿泊したりすることも多かったという。

201612201454_1.jpg滋賀県内観光客数の推移

観光客が最も多かったのは黒壁ガラス館(長浜市)で167万7700人。「黒田官兵衛博覧会」が市内で開催された前年より15万2300人減ったものの、根強い人気ぶりで2年連続の首位を守った。

次いで、27年1月にオープンしたたねやグループの和洋菓子店「ラ コリーナ近江八幡」(近江八幡市)が多く、162万2100人だった。

地域別の比率をみると、大津地域が25.9%と最も高く、次いで湖北地域が17.7%。東近江地域は前年比19.1%増と最も伸び率が大きかった。目的別では歴史・文化が24.1%と最も多く、スポーツ・レクリエーション(21.2%)、都市型観光(11.9%)と続いた。

また、外国人の観光客数が急増しており、前年比19万2838人(68.2%)増となる47万5778人。このうち宿泊したのは、前年より18万676人多い36万1652人だった。円安やLCC(格安航空会社)の就航増に加え、京阪神に近い立地の良さで外国人観光客の取り込みに成功したとみられる。

県観光交流局の担当者は「今後は外国人観光客も宿泊だけではなく、県内を観光してもらう必要がある。琵琶湖や歴史文化など滋賀ならではの魅力を発信していきたい」と話している。

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