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茶道や酒造体験、和食マナー教室…東京都心の主要ホテル、訪日客向け文化体験プラン強化

2016/12/13

都心の主要ホテルが、訪日外国人観光客へのサービス強化策として、体験や思い出などを重視する「コト消費」に注目。ホテル内で茶道体験をしたり、酒蔵体験ツアーを企画したりしており、日本文化に気軽に触れられるイベントをきっかけにホテルの知名度を高めたい考えだ。

京王プラザホテル(東京都新宿区)は15日から、京王自動車(本社・東京都多摩市)と共同で、宿泊客限定で多摩地区にある酒蔵と美術館をめぐる周遊プランを販売する。移動手段はツアーバスではなく専用ハイヤーを使い、顧客の要望にも応じる。

ホテルオークラ東京(東京都港区)は4月から、直営の和食・てんぷら店「山里」で、英語による和食のテーブルマナー講習や折り紙レッスン付きランチを実施している。テーブルマナー講習では季節の会席料理を味わいながら、はしの持ち方や器の扱い方などを学ぶ。

口コミで予約が入るなど、宿泊客以外の利用が多い。山里の伊藤純雄マネージャーは「文化を発信していくホテルとしてさらに力を入れたい」と意気込む。

ホテル椿山荘東京(東京都文京区)は2013年から、ホテル内庭園にある茶室でお手前を体験できる。年間400人以上が利用しており、今年は11月24日時点で既に前年実績を上回る人気ぶりだ。

体験プランの好評を受け、10月には和室のスイートルームを改装、水屋を設けた。同ホテルの広報担当者は「和文化の体験に最適な財産を保有しているという強みを生かし、本物を感じていただけたら」と話す。

20年東京五輪・パラリンピックを見据え、都内では外資系ホテルの開発計画が相次いでいる。各ホテルは日本文化の体験プランで付加価値を高め、収益力を向上させたい考えだ。

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