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釜石市が米民泊大手エアビーアンドビーと覚書 ラグビーW杯見据え観光促進で協力

2016/10/21

岩手県釜石市は、米民泊仲介大手のエアビーアンドビー(Airbnb、本社・サンフランシスコ)と観光促進で協力する覚書を結んだ。

エア社が日本の自治体と提携するのは初めて。釜石市は世界的な民泊企業の力を借りて国内外から観光客を誘致する。

エア社、日本の自治体と初の提携

201610211832_1.jpg※記念撮影に応じるエアビーアンドビーのジョー・ゲビア氏(右)と岩手県釜石市の野田武則市長=20日、東京都千代田区

釜石市は2019年のラグビーワールドカップ(W杯)の試合会場地で、期間中予想される宿泊施設不足を補う狙いもある。

両者は協力して、民泊を始めたい住民を掘り起こしたり、旅行者向けのPR活動に取り組んだりする。また、災害時には民泊施設を被災者に無償で提供するという。

エア社は世界の191カ国以上で民泊事業を展開。一般家庭や個人が自分の部屋を宿として提供し、同社を通じて対価を受け取る。

東京都内で記者会見した野田武則市長はW杯時の宿泊施設の状況について「釜石はもちろん、三陸沿岸を足しても足りない」と説明。エア社の共同創設者ジョー・ゲビア氏は「当社は五輪のたびに多くの訪問者の受け入れを可能にしてきた。釜石のこともサポートできる」と自信を示した。

釜石市
太平洋に面する三陸復興国立公園の中央に位置し、人口3万6000人。鉄と魚とラグビーのまちとして発展してきた歴史があり、近代製鉄発祥の地の名残を残す「橋野鉄鉱山」がユネスコ世界遺産に登録され、ラグビーW杯2019日本大会の国内12開催地の一つに選定されている。東日本大震災で大きな被害を受け、現在は「オープンシティ」のコンセプトのもと、「市民一人ひとりが役割を持つ、もっとも開かれたまち」を目指し、多様な企業・人材とのコラボレーションによる、新たなまちづくりの歩みを進めている。

エアビーアンドビー(Airbnb)
2008年8月創業。世界中のユニークな部屋をネットや携帯で掲載・検索・予約できるコミュニティ主導型の民泊仲介サイトを運営している。アパートを1泊から城を1週間の宿泊まで、民泊したい人と民泊できる部屋のオーナーを世界191カ国以上3万4000以上の都市でつないでいる。

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