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阪神電車でハシゴ酒、“灘五郷行き”出足好調 日本酒ガールのほろよいマップ配布も

2018/02/13

兵庫県西宮市と神戸市にまたがる酒蔵の集積地「灘五郷(なだごごう)」の観光活性化に、阪神電気鉄道が一役買っている。新酒の季節に合わせ、沿線の酒蔵10社の蔵開きイベントや飲食店情報をまとめて発信し、「電車でハシゴ酒」へと誘っている。(石川有紀)

 阪神ー近鉄 直通運転効果

灘五郷をPRするラッピング電車(阪神電気鉄道提供)

 灘五郷は江戸時代から酒造りが盛んな西郷、御影(みかげ)郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷の5地域の総称。日本酒に適した水や気候、近隣で栽培される上質な酒米に恵まれている。

 昨年10月、灘五郷酒蔵組合と阪神電鉄などが「灘の酒蔵活性化プロジェクト実行委員会」を結成し、地域一体でのPRを開始した。

 阪神電鉄は酒蔵と地元の酒を楽しめる飲食店を紹介する「日本酒ガールの灘五郷ほろよいマップ」を6万部配布。蔵開き情報が一覧できるポスターも掲示した。

 「蔵開きを始めた4年前は西宮市内の方ばかりだった。今年は大阪や奈良から問い合わせがある」

 西宮郷にある日本盛(西宮市)の広報担当、桑名寛さんはこう話し、近鉄奈良線と直通運転がある阪神なんば線の誘客効果を実感している。灘五郷ラッピング電車1編成も運行し、酒どころをPRしている。

 女性好みの飲食店も

 新酒シーズンの皮切りとなった1月の浜福鶴(神戸市東灘区)の蔵開きでは、来場者が前年から1割増えるなど、出足は好調だ。日本盛は2月24日の蔵開きで初年度の2・5倍の約5千人を見込む。

 日本盛が2月1日に開いた蔵見学会には、沿線外からの参加者も。堺市東区の上野彰子さん(55)は「杜氏の話を聞き、灘の酒が身近になった」と話し、飲み比べを楽しんでいた。

 阪神電鉄のプロジェクト担当、中野恵里香さんは「灘五郷には女性好みの飲食店も多い。電車でぜひ来てほしい」と話している。

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