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店舗出店のVIDA 中国で「ジャパンタウン」展開 日本の食や物販“本物”アピール

2018/01/16

 店舗出店のトータルソリューションサービスを提供するVIDAコーポレーション(東京都港区)は、中国で食や物販などを通じて日本文化を訴求する「ジャパンタウン」と呼ぶ施設を展開する。現地の大手百貨店「大洋百貨」と連携し、第1弾として3月下旬にも福建省の店舗に拠点を開設。大洋百貨店は現時点で中国国内の17カ所に進出しており同様の空間を順次整備、富裕層だけではなくあらゆる階層の消費者をターゲットとする考えだ。

「ジャパンタウン」の第1号施設が進出する百貨店=中国・福州市

 ジャパンタウンは「HonMono」というブランド名で展開し、“本物”をアピールする。例えばレストランの場合、農林水産省などの委託を受け、日本料理の知識や調理技能が一定水準に達した人や日本の食材を使用した料理を常に提供する店舗を対象とした、認定制度を適用。東南アジアでは現地の人が見よう見まねで調理する“なんちゃって日本料理”が横行しているが、そういったケースとは一線を画し、認定書と認定ステッカーを交付することで差別化を図っていく。

 物販は、扇子や陶器など約3000アイテムを用意する。商品は1つずつ陳列され、それぞれの商品説明書に記されているQRコードにスマートフォンをかざし、EC(電子商取引)サイト経由で購入する仕組み。このため在庫リスクは生じない。また、イベントや催事を提案する場として「楽一楽・座」というスペースも用意し、日中の文化交流を促進する。

 福建省の店舗は省都である福州市にあり、ジャパンタウンの延べ床面積は約3300平方メートル。焼肉や和食、すし、お好み焼き、ラーメンなど9店舗が出店し、和食人材プラットフォーム(東京都中央区)が運営する。施設内は高級飲食店が集まるエリアなど大きく3つに分け「回遊によって楽しんでもらえる構造とする」(VIDAコーポレーションの杉本大社長)。

 広大な中国では、地域によって好みの味覚などが大きく変わってくる。今回の事業は大洋百貨の出店に付随して行うため、効率的なマーケティング戦略にもつながる。このデータを基にVIDAコーポレーションでは、中国への本格進出を検討している飲食店への支援体制を一段と強化する計画だ。

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