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京都「黄桜」 見学施設完成 訪日客の新ルート化も狙う

2016/08/19

清酒大手の黄桜(京都市伏見区)は8月18日(木)、本社工場内に日本酒と地ビールの製造工程を同時に見学できる新施設「伏水蔵(ふしみぐら)」を今月25日(木)にオープンすると発表した。
 

201608191047_2-450x0.jpg8月25日にオープンする黄桜の「伏水蔵」。見学のほか、出来たての地ビールや日本酒を有料で楽しめる=京都市伏見区
インバウンド(訪日外国人客)の新たな観光ルートに定着させたい考えで、京都・伏見の酒造りの魅力を伝えるとともに、日本酒や地ビールの海外輸出に弾みをつける狙いもある。

 

伏水蔵は地上5階建てで、延べ床面積約5千平方メートル。日本酒や地ビールの工場と展示コーナー、レストラン、売店などを備える。

工場見学では、伏見の地名の由来となり、同社の酒造りに欠かせない地元の地下水「伏水」などを映像で紹介し、日本酒の醸造工程や地ビールの缶詰作業などを公開する。訪日客のために英語や中国語を話せるスタッフを用意している。

新施設では、日本酒を年間最大180キロリットル、地ビールを同4千キロリットル製造できる。地ビールは、同社の従来の生産能力200キロリットルから約20倍に増強される。

日本酒の国内販売量はピーク時の昭和50年から約3分の1に減少しており、黄桜の松本真治社長は18日の記者会見で「輸出を増やすことが課題」と述べた。同社は近年、日本酒を10カ国以上に輸出している。

また松本社長は、新施設の見学者らに「丁寧に仕込むお酒づくりの姿勢が伝わり、黄桜のファンになってもらえれば」と話した。

入場無料(事前予約が必要)。初年度の来場者数は20万人を見込んでいる。

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