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ホンダ、HV専用車で復活戦 プリウスに敗れた「インサイト」4年ぶり投入

2017/12/21

 ホンダは20日、2014年まで生産していた同社初のハイブリッド車(HV)「インサイト」の試作車を、来月に米ミシガン州で開かれる北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で世界初公開すると発表した。新型は米インディアナ工場で生産し、来夏に米国市場で発売する計画。トヨタ自動車の「プリウス」と並んで一時、HV市場をリードした主力車が約4年ぶりに復活する。

ホンダのハイブリッド専用車「インサイト」=2009年(ブルームバーグ)

 新型インサイトは、3代目となるHV専用モデル。スタイリッシュなデザインの5人乗りセダン。発電用と走行用という2つのモーターを備えた先進HVシステムを採用するという。

 初代は、ガソリンエンジンの発進をモーターの動力が補助する簡易型HVシステムを搭載した2人乗りタイプ。鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)で生産し、1999年に日米欧市場に投入。米国には、プリウスよりも早く乗り込んだ。

 2009年には、5ドアハッチバックタイプに全面改良し、日米欧を中心に発売。2代目は14年までの累計で29万台を販売したが、プリウスとは対照的に販売台数が低迷。一定の役割を終えたと判断し、日本では14年3月に販売を終えた。

 今回の新型は、主力セダン「シビック」の上に位置するモデルとして米国に導入。「品ぞろえを強化し、米国でのHVの認知度を高めたい」(広報)考えだ。

 ホンダは、30年までに世界で販売する車両の3分の2をHVや電気自動車(EV)などを含む電動車にする方針だ。米国で燃費規制が厳格化に向かう中、次世代のエコカー競争に備える思惑もありそうだ。

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