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神戸、外国人観光客の“人気低迷”くっきり 三宮訪問者、大阪・ミナミの10分の1

2017/12/20

日本を訪れる外国人観光客(インバウンド)が急増し、関西では大阪、京都の観光スポットが連日大勢の外国人でにぎわっているのに対し、神戸を訪れる訪日客は極端に少ない-。こんな傾向が、三菱総合研究所が行った調査で明らかになった。神戸といえば、海と山に挟まれた美しい景色に恵まれ、異国情緒が漂うおしゃれな街として人気を呼びそうだが、なぜか訪日客の足は向かない様子。「呼び込むための新たな仕掛けが必要なのかもしれない」と指摘する声もある。

三菱総合研究所は今年2月と7月、関西国際空港から出国する外国人旅行者(約4000サンプル)に対して聞き取り調査を実施。この結果から、昨年1年間に訪れた旅行者の数を観光地・エリアごとに推計した。

これによると、大阪では「難波・心斎橋」がダントツの702万人で、「梅田・大阪駅周辺」551万人、「大阪城」443万人と続いた。京都ではトップの「東山」が480万人。「京都駅周辺」は371万人、「金閣寺周辺」は274万人となっている。

これに対し「神戸・三宮」は74万人。「難波・心斎橋」の10分の1ほどの水準にとどまっている。

府県間の流動量(移動の延べ回数)に関しても、「大阪-京都」の延べ1434万人に対し、「大阪-兵庫」は延べ384万人だった。

「京都には歴史、大阪には食や買い物といった楽しみがある。神戸の異国情緒は、日本人にとっては魅力的だが、訪日客にはそう写らないのかも」。三菱総合研究所の担当者はこう推察しながら「それにしても少なすぎるという感覚はある」と首をかしげる。その上で、呼び込み策として「外国人が好みそうなスポットのPR、行って体験してみたくなるような仕掛けが必要なのかもしれない」と話した。

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