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現地語であいさつする“効用”

2017/12/15

 欧州では多くの国が通貨を共有するが、国境を越えると言葉はさまざま。「ありがとう」はフランス語なら「メルシー」、イタリア語なら「グラツィエ」。ドイツ国外の出張では簡単な礼やあいさつくらいはできるだけ現地語でするように小生も心がける。礼儀の意味もあるが、“効用”もあるからだ。

現地語であいさつする“効用”…特に小さな国では現地語のあいさつだけでも喜ばれます

 実体験もした。財政危機最中のギリシャでは、生活苦の市民は迷惑そうだったが、「カリメラ」(こんにちは)と通訳の横で語りかけると「仕方ないな」といった様子で取材に応じてくれた。先月、チェコの地方都市の取材でも「ドブリーデン」(同)というと男性市民の表情が緩んだ。 「特に小さな国では現地語のあいさつだけでも喜ばれます」。そんな助言を以前受けたのがきっかけだ。観光客ら外国人が現地語を話すとの期待は小国ほど小さく、日本人が現地語を使うと驚かれ、親しみを感じてもらいやすいという。

 ポーランドを最近訪れた際には「ジェンドブリン」(同)「ジェンクイエン」(ありがとう)がなかなか覚えられず、何度もメモ紙をみるはめに。ホテルのバーでは、そんな姿をみて現地の中年女性が席を寄せてきた…。ただ、すでに“できあがった”ご様子。一方的な話にしばしつきあいながら、現地人との触れあいこそ旅の楽しさといい聞かせた。(宮下日出男)

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