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自動運転で観光ルート走行…徳島の山間部で実証実験 「意外とスムーズ」試乗者も評価

2017/12/05

 国土交通省は4日、徳島県三好市にある国の重要有形民俗文化財「祖谷のかずら橋」周辺の山間部で、自動運転サービスの実験を始めた。近隣住民らを乗せ、観光施設を結ぶ約4キロの公道を走行した。将来、観光客の移動手段となるかを判断する。9日まで。


国交省が始めた自動運転サービスの実験=4日、徳島県三好市

 この日の実験では、乗用車タイプの車両(定員4人)が約10分間、曲がり道の多い山あいの道路を時速30キロほどで進んだ。事前に作成したルートの3次元の地図を基に、レーダーで周囲の地形や物体を検知して現在位置を確認する技術を活用した。自動運転を補助するため運転手も同乗した。

 試乗した三好市の無職、檜尾(ひのきお)良和さん(61)は「ぎこちないと想像していたが、スムーズだった」と評価。「山間部の狭い道の運転に慣れていない観光客が、自動運転の車で観光地を巡れたら便利だ」と期待を寄せた。

 国交省は、高齢化が進む中山間地域で住民の足を確保するため、9月から全国13カ所で実験を実施。2020年までの実用化を目指している。

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