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中国が輸入関税引き下げ 紙おむつは0%、日本での“爆買い”標的 国内消費を促す狙い

2017/12/01

 【上海=河崎真澄】中国政府は、中国人観光客が日本など海外で購入して持ち帰る“爆買い”対象の紙おむつなどに課してきた輸入関税を、1日から大幅に引き下げる。中国での販売価格を引き下げさせ、国内消費を拡大する狙いがある。中国からの爆買い客を当てこんだ日本の百貨店などには影響が出そうだ。

中国が輸入関税引き下げ 紙おむつは0%、日本での“爆買い”標的

 国務院(政府)関税税則委員会の資料によると、引き下げ対象は日用品を中心とした187品目。乳児用粉ミルクと乳幼児用などの紙おむつ類はそれぞれ従来の20%と7・5%から関税を撤廃し、ゼロにする。電動ひげそりや電動歯ブラシは30%を10%に、温水洗浄便座は32%を10%にするなど、いずれも軽減する。

 香水や口紅などの化粧品類、衣類や薬品、魔法瓶やコーヒーメーカーなど、中国人の観光客が海外で好んで大量に購入する日用品を幅広くカバーしている。

 中国は2015年から輸入関税を段階的に引き下げる一方で、観光客が海外で購入した商品を国内に持ち込む場合の課税を強化するなど、国内消費を呼び戻す税制に変えてきた。関税引き下げで、訪日観光客の購買行動が変わる可能性もあるが、日本からの対中輸出は有利になる面もある。

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