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東京湾から訪日ビジネスを考える ユニークな講演会

2016/08/10
201608101521_2.jpg挨拶するJNTOインバウンド戦略部の蜷川彰部長

訪日ビジネスの関係者が、クルージングしながら交流を図るユニークな講演「東京ベイ クルージング ナイト~ニッポンのインバウンドを海の上から考える~」(主催・J.I.S、ビヨンド)が8月9日(火)夜、東京湾をめぐるレストラン船ヴァンテアン号で開かれた。

  • 【関連サイト】J.I.S

講演に先立ちあいさつに立った日本政府観光局(JNTO)インバウンド戦略部の蜷川彰部長は「上半期の訪日客数は過去最高を記録。通年では2,300万人を超える勢いだ」と引き続き好調な訪日旅行の状況を報告。

クルーズ船という会場に引っ掛けて、「まさにクルーズ客も増加。昨年上半期の99隻に対し、今年は244隻に達している。英米からのクルーズ客も増えている」と付け加えた。

一方、爆買いの沈静化など1人当たり消費額が落ちていると言われるが、「円高の影響などはある。が、現地価格ベースで比較するればプラスになっている国もある。消費マインド全般が落ち込んでいるわけではない」と分析。

スポーツ、芸術、アニメ、ゴルフなど消費対象が多様化していることを強調し、「多様な消費を促す国となることを考えている」との方針を表明。

その上で、JNTOとして以下の施策の実施を挙げた。

  • 海外事務所の体制強化
  • 初のディスティネーションキャンペーンとして東北誘致
  • 富裕層の取り込み
  • SNSの活用やビッグデータの解析
  • グローバルなブランディングキャンペーン

「アジアの海外旅行市場は毎年4.9%ずつ伸び、世界の30%を占めるようになる。訪日客の伸び代は大きい。JNTOはみなさんのような関係者の多様な連携で、観光産業にイノベーションを起こしたい」と結んだ。