Logo sec

奈良県の平成28年観光客、過去2番目に多い4407万人 「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」オープンも後押し

2017/11/09

 平成28年に奈良県内を訪れた観光客数は約4407万人(前年比6・3%増)で、調査を始めた22年以降、2番目に多かったことが県観光客動態調査でわかった。県内観光による経済効果は約1614億円(同9・8%増)とこちらは過去最高額を記録した。

 調査は年間1万人以上の集客がある施設や、大型イベントなど約250地点を対象に集計した。

神武天皇2600年大祭で神楽を奉納する巫女ら=橿原市の橿原神宮(平成28年4月3日撮影)

 県内を東西南北の4エリアに分けた地域別でも、いずれも観光客が伸びた。

 4エリア中、最も観光客を集めた県東部エリアは約1806万人(同6・2%増)を記録。橿原神宮(橿原市)の神武天皇二千六百年大祭の実施や、「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」(明日香村)オープンなどが牽引(けんいん)した。

 伸び率が12・4%と最も高かったのは県西部エリア(約598万人)で、JR東海「うましうるわし奈良“法隆寺編”」のキャンペーン効果で、斑鳩の里(斑鳩町)周辺を訪れる観光客の増加などが要因という。

 ただ、1人あたりの観光消費額では、日帰り客の単価が4558円(同4・9%増)と好調な一方、宿泊客の単価は2万5255円(同1・7%減)と微減した。

 また、県が同時にまとめた28年の県宿泊統計調査では、延べ宿泊者数が約273万人(同1・6%減)と約5万人減少したことも判明。県の担当者は「27年に高校総体の開催など特需があったことが減少の一因」と分析し、「今後も民間と協力してホテルや旅館の整備を進め、より多くの宿泊者を呼び込みたい」と話した。

あわせて読む

訪日外国人旅行者数

もっと見る
「訪日外国人旅行者数」の記事をもっと見る

観光ルート

もっと見る
「観光ルート」の記事をもっと見る

地方創生

もっと見る
「地方創生」の記事をもっと見る

奈良県

もっと見る
「奈良県」の記事をもっと見る

旅行業

もっと見る
「旅行業」の記事をもっと見る