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ドローンやブイ使い「鳴門の渦潮」を科学調査 世界遺産登録目指し鳴門海峡で

2017/11/08
鳴門の渦潮調査でGPS装置が付いたブイを海に投げ入れる調査員=7日、鳴門海峡

 「鳴門海峡の渦潮」の世界遺産登録を目指し、同海峡で7日、ドローンや浮標(ブイ)などを使った渦潮の調査が行われた。科学的データをもとに渦潮の大きさや発生から消滅までのメカニズムなどを解明し、世界的に貴重な存在であることを明らかにしていく。

 鳴門の渦潮は大きいもので直径約30メートルで「世界最大規模」とされるが、科学的な裏付けに乏しく、渦の大きさや発生メカニズムは不明なところが多かった。兵庫、徳島両県の関係団体などでつくる世界遺産登録推進協議会は、今年度から平成31年度まで渦潮を科学的に調べ、世界遺産にふさわしい現象であることを証明することで世界遺産の国内暫定リスト入りを目指すこととした。

 10月のテストに続く本格調査となった今回は潮流が最も強くなる朝と昼に実施。調査員が漁船からGPS(衛星利用測位システム)装置の付いたブイを渦潮の上流から投げて下流で回収する作業を繰り返し、渦の位置や移動の速さ、回転速度などを調べた。ヘリコプターやドローン、大鳴門橋の主塔や管理通路に設置した定点カメラを使い、渦の発生から消滅までの過程を撮影した。データや映像、静止画などは詳しく分析した後に来年3月に開かれる同協議会総会で発表する予定。

 同協議会は今年度、鳴門海峡のほかにも、本州と九州を隔てる関門海峡や愛媛県の来島海峡などで発生する渦潮についても調査し、規模やメカニズムなどを鳴門と比較、検証するという。また、ノルウェーやイタリア、米国にある渦潮についても調査を検討している。

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