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ANAとピーチ、エアビーアンドビーと提携 国内旅行の需要喚起で協力

2017/11/07
協業を発表した(左から)全日本空輸の志岐隆史副社長、Airbnb Japanの田辺泰之社長、ピーチ・アビエーションの井上慎一最高経営責任者(CEO)=6日、東京都港区(日野稚子撮影)

 全日本空輸と格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは6日、民泊仲介サイト世界最大手Airbnb(エアビーアンドビー)ジャパンと国内旅行市場の開拓に向け提携したと発表した。航空2社は訪日客の増加やSNS(会員制交流サイト)の普及拡大に伴い、日本人の個人旅行も多様化しているとし、今回の提携で、国内旅行の需要喚起につなげる狙いだ。

 全日空は同日、マイレージ会員向けにエアビーとの特設サイトを開設。このサイト経由でエアビーでの宿泊を予約した場合、宿泊代金に応じて、5千~1万円で50マイル、2万円以上なら200マイルを後日付与する。エアビーも初回のみ宿泊代金に使える3千円分のクーポンを提供する。

 ピーチも同日、コラボレーションサイトを開設し、エアビーの新規予約者が使える3千円分の宿泊クーポンを来年5月末まで配布。来春開始予定の個人向け旅予約サービス「COTABI(コタビ)」では、エアビーの宿を提供する。

 全日空の志岐隆史副社長は「個人旅行のニーズは多様化している。マイレージ会員へのマイルの付与で、エアビーとともに国内にも新たな旅のスタイルを提供できれば」と話した。

 運輸業界では民泊を活用した取り組みが活発化している。日本航空(JAL)は4月、宿泊仲介サイト運営の百戦錬磨(仙台市青葉区)が提供する宿泊先と航空券をパッケージ化した旅行商品を開発。同社の宿を利用したJAL会員にマイル付与のサービスを導入した。

 京王電鉄は2月、民泊特区の東京都大田区に自社運営の民泊マンションを開業。南海電気鉄道は百戦錬磨と提携し、大阪市浪速区の鉄道高架下に宿泊施設を来年2月に開設することを目指している。

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