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訪日客増とTDR好調 浦安市で相次ぐホテル新増築

2016/08/02

浦安市で訪日外国人観光客の増加と東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)の好調を追い風にホテルの新築や増築が相次いでいる。

中でも新浦安東部地区では2つのホテルの工事が進み、他にも計画が公表されている。舞浜地区の東京ディズニーリゾート(TDR)からは直線で約 5キロの距離があるが、まとまった用地確保ができるこの地区が選ばれた形。公園や墓地が目立つ東京湾を望む海辺が、一大リゾートホテル街に変容しようとしている。

始まりは23年前

201608011847_2-250x0.jpg新浦安地区への最初の大型ホテル進出は、23年前の1993年、「浦安ブライトンホテル東京ベイ」のJR新浦安駅北口開業だった。2年後には隣接地に「オリエンタルホテル東京ベイ」が開業した。

10年以上を経て、最初のホテル建設ラッシュが同駅南側の日の出、明海地区で起こった。2005年に海岸近くに「パーム&ファウンテンテラスホテル」(現・東京ディズニーセレブレーションホテル)と少し内陸に「ホテルエミオン東京ベイ」が建設された。2007年には海近くに「三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ」が誕生した。

さらに約 10年を経て、再びホテル建設ラッシュを迎える。東京ディズニーセレブレーションホテルのすぐ近くでは、2018年春の開業を目指す 18階建て 640室の「東京ベイ東急ホテル」(仮称)の建設工事が行われている。3階建て311室の「浦安マリナイースト211ホテル」(仮称)の建設も進んでいる。

この他、9階建て312室のホテルも計画されている。エミオンは新館(8階建て)を建設中で、2018年春には現行380室が584室になる。

毎年巨額の投資を続け、年間入園者3,000万人超が定着しているTDL、TDS。この人気スポットを訪れる国内外の家族連れを対象に、リーズナブルな料金設定や大人数向けの部屋が多いのが、新浦安地区のホテルの傾向だ。

3つのランク

市内ホテルの多くは、TDL、TDSでのサービスの差などから「ディズニーホテル」「TDRオフィシャルホテル」「TDRパートナーホテル」にランク分けされている。TDR内には3つのディズニーホテルと6つのオフィシャルホテルがある。

一泊50万円の部屋もあるディズニーホテル。高いランクを生かし、ディズニーキャラクターをテーマにした客室を拡充して TDL、TDSとの一体感を演出している。

オフィシャルホテルはペットと一緒に泊まれる客室などで差別化、高級化を進めている。

「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」では、12月から営業する12階建て新客室棟175室のうちの32室を、愛犬と宿泊できる「ドッグ・ラバーズ・スイートatトーキョーベイ」ルームにする。ペットとチェックインできる専用ラウンジを設ける。愛犬を同伴できるエリアを独立させることで、一般宿泊客に気兼ねなく過ごせるという。

長田明総支配人は「週末、ホテルに滞在するシニア世代。孫はTDLへ、祖父母はホテルでゆっくり過ごすという楽しみ方も増えている。多様なホテルライフを提案したい。愛犬との旅もその一つ」と話す。

オフィシャルホテルの多くは、夏祭りイベントや、目の前で調理を見られるライブキッチンなどを通じて、「ホテル内での楽しみ」を充実させ、独自の魅力を付け加えることで客層の拡大を狙っている。

産経新聞 江田隆一

 

浦安市内TDR関連ホテル数と客室数(建設中を含む)

 ディズニーホテル=TDR内3施設(計1712室)新浦安東部地区1施設(702室)
 オフィシャルホテル=TDR内6施設(計4093室)
 パートナーホテル=新浦安地区4施設(計1826室)


 

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