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バス案内、救急車のアナウンスにも中・韓国語 京都市のインバウンド対応 英語に加え多言語化

2017/10/31
女性ガイドから英語で二条城の案内を受ける訪日外国人ら=平成29年10月30日、京都市中京区(西川博明撮影)

 京都市は、観光などで急増しているインバウンド(訪日外国人客)に対応するため、市内のインフラの「多言語化」を進めている。来月から世界遺産・二条城(中京区)で英語のガイドツアーをスタート。市バスの案内表示や救急車の緊急出動アナウンスも、英語だけでなく中国語、韓国語の4カ国語対応を始める。30日は二条城で英語ガイドのリハーサルが行われた。

英語で解説ツアー

 150年前に大政奉還の舞台となった二条城では11月1日から、毎日2回のペースで京都市認定の通訳ガイドによる解説ツアーを行う。市内の世界遺産でガイドツアーを毎日実施するのは二条城が初めてという。

 市はこれまで、二条城での外国人対応として多言語に翻訳したパンフレットの無料配布や、音声ガイド機の有料貸し出し(料金500円)を行ってきた。ガイドの育成が進んだこともあり「天皇や将軍の関係など、二条城の歴史をより詳しく知ってもらう機会を提供したい」(市観光協会)という考えで実施することにした。

 英語ガイドツアーは約90分間で、料金は1人2千円(入城料は別途必要)。同時に日本語のガイドツアー(1人1千円)も始める。通常は非公開の場所も見学できるメリットがある。問い合わせは元離宮二条城事務所((電)075・841・0096)。

生活インフラ対応

 また、市はJR京都駅前(下京区)の市バス乗り場に設置している、バスの現在地を知らせる「バス接近表示器」を11月1日からリニューアルする。

 バスの行き先や停留所名などを日本語のほか英語、中国語、韓国語の4カ国語で表示する。

 このほか右京消防署は、京都外国語大の協力を得て救急車に外国語アナウンス(英語、中国語、韓国語)を搭載した。11月から嵐山を訪れる訪日客に3カ国語で「救急車が通ります!道を開けてください!」などとアナウンス。救急車が問題なく救急出動できるかの検証を始め、実用化を検討する。

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