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ラスベガス銃乱射、観光への影響懸念  銃器メーカーの株は上昇 

2017/10/05

【ワシントン=塩原永久】米西部ラスベガスで起きた銃乱射事件は、観光が支えるネバダ州南部の経済圏に暗い影を落としそうだ。雇用の4割超を観光業が支えているとされる同地域で、事件の影響により観光客が減少する恐れもある。

銃乱射事件があった米ラスベガスのコンサート会場周辺。奥は容疑者の男が銃を構えていたとみられる高級ホテル「マンダレイベイ」=2日(ロイター)

ラスベガス国際会議・観光局によると、ネバダ州南部で昨年、観光業によって生み出された雇用は約40万7000人で、全労働力の約44%に相当するという。カジノやショーなどの人気で、年間観光客数は4290万人と、2009年から増加傾向が続いている。

巨大なホテルを会場として、大型の国際会議や展示会が頻繁に開かれ、会議などの関連で昨年は過去最高の630万人が訪れた。

一方、株式市場では事件後、銃メーカーの株価が上がった。事件を契機に「銃規制の議論が強まる」(米メディア)とみて、規制強化の前に銃器を購入する動きが広がるとの予想を、投資家が持ったためだ。

スミス&ウェッソンの持ち株会社やスターム・ルガーの株価は2日、一時3~5%の上昇を記録した。

米CNBCによると、16年の米フロリダ州オーランドでの事件など、深刻な銃乱射事件の後は、「自分の身は自分で守る」という根強い考え方を背景に、2~3カ月にわたり銃器の売り上げが伸びるという。

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