Logo sec

[連載]宗さんがゆく! インバウンド時代の幕開けぜよ(1)

2017/09/29

訪日ビジネスアイをご覧の皆さま、初めまして。宗杏梅(そう あんばい)です。私は、中国江蘇省南通市の出身で、上海のデジタル広告代理店勤務を経て、今年6月、転職を機に来日しました。現在はペイサー株式会社でソーシャルメディアを活用したインバウンド支援を担当しています。

京都の霊山護国神社境内にある坂本龍馬像の前で記念写真

本連載では、中国をはじめとした東南アジアのリアルなマーケティング事情をご紹介していきます。これから、どうぞよろしくお願いいたします。

第一回目の今回は、自己紹介を兼ねて、なぜ私が日本に興味を持ち、日本でインバウンドの仕事をするようになったのかをご紹介します。

私は、2007年に北京第二外国語大学日本語学科を卒業しました。日本語学科を卒業したとはいえ、実は、当時は特別日本に興味があったわけでも、思い入れがあったわけでもないのです。そんな私が、なぜ今日本に暮らし、インバウンドの仕事をしているのか?それには、大きく2つの理由があります。

一つ目の理由は、キャリアを通じて日本に興味を持つようになりました。私は、中国の貿易会社やPR会社、デジタル広告代理店に勤務してきましたが、いずれも日系企業で、中国と日本の架け橋になるような仕事をしてきました。中でも、中国市場に向けた日本の自治体、政府、企業のPRやWEB広告業務を数多くサポートしてきました。業務を通じて、「中国という大きな市場に対して、日本の魅力をどのように伝えていくべきか」を考えるうち、私自身も日本の魅力に惹かれていったのです。

もう一つの理由は、ずばり「坂本龍馬さん」です。2012年、上海で見た日本のテレビドラマをきっかけに龍馬さんのことを知り、彼のオープンな人柄と抜群の行動力に、「すごい人がいたものだ!」ととっても感動しました。

日本が閉鎖的だった時代に、新しい時代を切り拓くことへ情熱を注ぎ、世界に好奇心を持ち続けた龍馬さんの姿から、非常にたくさんのことを学びました。龍馬さんへの想いが止まらず、2012年、上海で中国人を中心に『上海龍馬研究会』を自ら設立、2016年からはグローバルで活動する『全国龍馬社中』の公認メンバーとして活動しています。龍馬さんの精神はもちろんのこと、これらの活動を通じて日本の方々と交流する中で、ますます日本への興味が強くなっていきました。

このように、キャリアと龍馬さんを通じて日本に触れるうち、「いつか日本で働いでみたい!」という想いが大きくなっていきました。そして、今年、ついに日本で働くチャンスを得たのです!

ここで少し、私が勤務するペイサー株式会社についてご紹介させてください。ペイサーは日本企業と台湾企業の合弁会社で、訪日外国人向けプロモーション支援、越境EC支援を中心に、ソーシャルメディア領域におけるトータルサポートを行なっている会社です。私は、これまでのキャリアやコネクションを活かし、専門的なノウハウ(中国のWEB事情やメディアの特徴、プロモーション手法等)と中国の現地感覚を武器に、トータルのプロモーションを提案しています。

今、日本でインバウンドの支援をする中で、私は改めて「中国という大きな市場に対して、日本の魅力をどのように伝えていくべきか」という課題に向き合っています。中国は、日々変化し多様化しています。

決済機能付きのアプリが普及しスマホ一つでキャッシュレスな生活が手に入る時代になり、ネットメディアの細分化も急速に発展しました。このような中国のメディア環境で効果的なプロモーションをするには、ターゲットをしっかり理解し、ニーズや習慣に合わせた適切なメディア選択とコミュニケーションが重要です。

これからの連載では、目まぐるしく変化する最新かつリアルな中国事情を、中国人の視点で分析し、ご紹介していきます。少しでも皆さまのビジネスのお役に立てることを願っています。

あわせて読む

訪日プロモ

もっと見る
「訪日プロモ」の記事をもっと見る

宗さんがゆく!

もっと見る
「宗さんがゆく!」の記事をもっと見る