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広がるVRのビジネス利用 マンション内覧や英会話、結婚式など疑似体験 外国人にもアピール 

2017/08/18

ゲームや娯楽施設が中心だったバーチャルリアリティー(VR=仮想現実)の利用が、生活に身近な分野に広がっている。完成後の様子を疑似体験できるマンションや、外国人と一対一で話す感覚の英会話アプリが登場。カップルが結婚式の様子をVRでチェックできるホテルもある。

雰囲気を実感

201708181228_1-300x0.jpgVRを使って完成前のマンションの共用部を体験できる大京のサービス

完成前に購入する新築マンション。居室内部はモデルルームで見ることができるが、マンションの顔とも言える玄関ホールなど共用部の様子は分からないことが多い。大京はVRを利用した共用部の内覧サービスを開始した。

8月に販売開始の「ライオンズ札幌中央レガシア」(札幌市)に導入。ゴーグルを装着すると、広々とした開放感のあるホールの様子が音声案内とともに立体映像で現れる。

「天井が高くホテルのロビーのような雰囲気が特徴。VRで実感できたと好評だった」と担当者。第2号は広島市のマンションに取り入れ、さらに全国に広げる方針だ。

グループで中古マンションを手掛ける大京穴吹不動産(東京)は、VRで居室内部やベランダからの眺めを楽しめるサービスを提供。「台湾や香港の顧客は地元事務所でVR画像を見ただけで、都心のマンションを投資用に購入するケースもある」という。

その場に没入

201708181228_2-300x0.jpgイーオンが提供するVRの英会話アプリを使う同社社員と、画面のイメージを映したモニター

「英会話学習はその場に没入する感じが重要。VRと相性が良い」と強調するのは、英会話学校大手イーオン(東京)の三宅義和社長だ。7月に提供を開始したアプリ「英語でおもてなしガイド」にVRを取り入れた。

街中を想定したアニメーションの中で、外国人が英語で話しかけてくる。利用者は画面に現れた返事を読み上げ、スマートフォンが音声を録音し発音を確認できる。人前で話す恥ずかしさがなく、会話気分で練習できる。利用料金は月980円。

プリンスホテルはVRの式場体験サービスを4月に始めた。東京の品川プリンスホテルのサロンに機器を設置。長野県の軽井沢プリンスホテルで撮影した疑似挙式の360度画像を見ることができる。

現地に行かなくても式のイメージがつかめる。担当者は「今後は他のリゾートホテルにも広げていく」と話す。

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