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築地場外市場で火災、訪日客にも人気のスポット 今後の営業に不安の声

2017/08/04

築地場外市場(東京都中央区築地)で3日夕に発生した火災で、焼けたのは火元の店舗を含む8棟約800平方メートルであることが、東京消防庁への取材で分かった。現場はすし店や食料品店など計約400店舗がひしめく築地市場に隣接する商店街の一角。出火当時、店舗はいずれも営業時間外だったといい、警視庁築地署が出火原因を調べている。

「普段から防火訓練していたのに…」すしざんまい社長も落胆 

201708041413_1.jpg東京都中央区の築地場外市場から出火し、消防隊員らが消火に当たった= 8月3日午後(三枝玄太郎撮影)

201708041415_1.jpg築地場外市場で3日夕に発生した火災。現場付近は狭い地域に築40年以上の木造やモルタル造の建物が密集しており、炎は急速に燃え広がった。火元周辺には外国人観光客らに人気の老舗ラーメン店やすし店もあり、関係者からは今後の営業への不安の声が上がった。

「消防車が来て、すぐに火は消えると思ったが、どんどん燃え広がった」。現場近くの友人宅を訪れていた男性(45)は、出火当時の様子をそう語った。大通りに面して立ち並ぶ店舗の上部には、屋号や魚などが描かれた大きな看板が隙間なく並び、路上からの消火活動は難航。放水ははしご車も使って行われた。

場外市場に店舗を構えるすしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村(東京)の木村清社長(65)は「普段から商店街で協力して防火訓練をしていたが、出火当時はほとんどの店が営業を終え、人のいない状態だった」と無念さを口にした。

現場周辺一帯には焦げたにおいが立ちこめ、生鮮食品など商品への影響を懸念する声も。現場近くでつくだ煮屋を営む男性(68)は「取引先も多く、今後のことを想像するとつらい」と肩を落とした。

店が焼けたという鮮魚店の男性(83)は「悔しいが、こんなことでへこたれていたってしようがない。また一からまき直していく」と気丈に話していた。

この火災により、現場近くの築地本願寺では納涼盆踊り大会が中止となった。

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