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JAL、木製車いすを導入 金属探知機に反応せず 保安検査場での負担軽減

2017/07/14
201707141146_1-300x0.jpgひじ掛けを取り外し機内まで移動できるJALの木製車いす=12日、東京都品川区の同社本社

日本航空(JAL)(本社・東京都品川区)は、空港の保安検査場に設置された金属探知機に反応しない木製車いすを国内のすべての空港に2019年3月末までに導入すると発表した。保安検査による負担を減らしスムーズに搭乗できるようにする。20年東京五輪・パラリンピックに向けてバリアフリー化が航空各社共通の課題となっていることにも応える。

福祉機器メーカーのキョウワコーポレーション(本社・広島市)と共同開発した木製車いすを、羽田や大阪(伊丹)などの主要36空港に設置。それ以外にも順次導入し、最終的に合計約250台を配備する。
車いすには、移動する際に置くひじ掛けや座面を支える部材などに、丈夫でぬくもりを感じるシラカバの木を取り入れた。留め具は樹脂製とし、金属を完全に排除した。都内で開かれた会見でJALの植木義晴社長は「車いすの利用者に快適な体験を提供したい」と述べた。

金属を用いた車いすでは搭乗時、保安検査場で金属探知機が反応するため、係員による接触検査を受ける必要があり、改善を求める声が上がっていた。同社は11年、空港への導入事例で世界初となる竹製車いすを一部空港へ導入。量産可能な木製の開発によって多くの空港に非金属製の配備を可能とした。

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