Logo sec

顔認証で日本人出入国 審査時間は十数秒 平成30年度から成田など4空港で運用へ

2017/07/05

法務省は7月4日、利用者の多い成田、羽田、中部、関西の4空港における日本人の出入国審査について平成30年度から、顔認証技術を活用して本人確認する自動化ゲートの本格運用を目指す方針を明らかにした。審査官の余力を生じさせ、増加する外国人入国者への対応に充てる狙いがある。羽田空港に今年10月から3台、先行導入する予定。

201707051952_1.jpg田空港で行われた顔認証システムによる出入国審査の実験=2014年8月

パスポートを機械にかざしてICチップ内に保存されている顔画像を読み取った上で、利用者の顔もその場で撮影、照合する仕組み。同一人物と確認されれば、ゲートが開いて通過できる。

法務省によると、審査にかかる時間は1人当たり十数秒。実証実験では同一人物と認識できなかったり、誤って他人を受け入れたりする確率は非常に低かったといい、実用に堪えられると判断した。撮影された画像は認証にのみ使い、保存しない。ゲート付近には、不正を防ぐために監視役の職員を配置する。

19年に指紋による自動化ゲートの運用が始まったが、事前登録が必要なため、28年の利用者は日本人の全出入国者の8.1%にとどまる。顔認証は事前登録が不要で、法務省は多くの利用を促したい考え。

日本政府観光局によると、10年に約410万6000人だった訪日外国人客数は28年に約2403万9000人まで増加。政府は32年に4000万人とすることを目指している。法務省の担当者は「日本人の出入国審査を合理化し、体制整備を図りたい」としている。

あわせて読む

羽田空港

もっと見る
「羽田空港」の記事をもっと見る 「行政」の記事をもっと見る

成田空港

もっと見る
「成田空港」の記事をもっと見る

関西空港

もっと見る
「関西空港」の記事をもっと見る

中部国際空港

もっと見る
「中部国際空港」の記事をもっと見る

法務省

もっと見る
「法務省」の記事をもっと見る