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日本人が苦手の「L」と「R」の聞き分け、5日でマスター 情報通信機構が新学習法

2017/07/04

日本人が苦手な英語のLとRの聞き分けを、約5日間でマスターできる学習法を国立研究開発法人情報通信研究機構(本部・東京都小金井市)などが開発した。脳活動を可視化する技術を応用し、自然と違いが分かるようになる。企業と連携して3年以内に試作品の開発を目指す。

日本人の学生や社会人などの男女計8人を対象に、英語の「light」と「right」の音声を4対1の割合でランダムに繰り返し聞かせて、その際の脳波を測定。音声の違いを感じると脳波に差が生じるため、その反応の大きさを円で画面に表示して見せ、円が大きくなるようにイメージさせる実験を行った。

毎日1時間、学習した結果、特に注意して聞かなくても、5日間で聞き分けの正答率が平均で約60%から約90%に向上した。今後は他の発音の聞き分けにも対応できるようにするほか、脳波の反応の大きさを自動車の速さで表現するなどゲーム性も取り入れ、効率の良い学習法として製品化を目指す。情報通信研究機構の成瀬康・脳情報工学研究室長は「受験生や海外に転勤するビジネスパーソンなどに使ってほしい」と話している。

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