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ポップな「サムライ足袋」パリで好評 埼玉・行田の販売店、米・アジア市場開拓目指す 

2017/07/04

かつて「足袋の町」として栄えた埼玉県行田市の作業服販売店が、ポップな色使いの足袋を販売し人気を集めている。国内需要が落ち込む中、フランス・パリに進出するなど積極的に市場開拓しており、世界に売り込もうと奮闘している。

201707032044_1.jpgポップな足袋を売り出す「武蔵野ユニフォーム」の小松和弘社長=行田市

鮮やかな黄色に黒のドット、色とりどりのちりめん―。現代風にアレンジした「SAMURAI TABI(サムライ足袋)」を考案したのは、武蔵野ユニホームの小松和弘社長(45)。足袋を作った経験はなかったが、「派手な着物に合う足袋がほしい」という友人の声がきっかけで、社員とデザインを練り上げ、平成24年4月から販売を始めた。

行田市の職人による手作りの足袋は、幾何学模様やヒョウ柄、富士山と日の丸など15種類。室内用と外ばき用の地下足袋があり、価格は室内ばきが4320円など。

インターネットを中心に販売中で、客からは「おしゃれ」「洋装にも合わせたい」と評判という。

27年7月には、パリで開かれた日本文化の祭典「ジャパンエキスポ」に出展。外国人にも「かわいい」「はき心地がいい」と好評だったため、今年4月から約1年間、パリのショールームで展示、販売を続けている。

エキスポ出展後、売り上げは約3倍に。現在は年に100万円ほど売れており、そのうち、1割は海外からの注文という。今後は、東南アジアや米国などで市場調査や営業活動を重ね、販路拡大を狙う。6月から成田空港で販売を開始。7月には扱う商品の種類を増やすという。

江戸時代から足袋作りが盛んで、最盛期には全国生産の約8割を占めたという行田市。小松社長は「古くから行田を支えてきた足袋を新たな形で世界に発信し、再び町を盛り上げたい」と意気込んでいる。

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