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1日乗車券で人気スポット巡り 気ままに 割引や特典も

2017/07/03

電車やバスなどの公共交通機関が何度でも利用できる1日乗車券が人気だ。見たい観光スポットを気ままにめぐる小旅行にぴったりで、交通費を気にせず移動ができる。さらに観光施設などの利用料が割引になる1日乗車券もあって、お得感は大きい。(櫛田寿宏)

ビジネスにもOK

201707031145_1.jpg東京都杉並区の会社員、玉木裕さん(45)は1日乗車券を使って神社仏閣をめぐり、御朱印集めをするのが週末の楽しみ。「どういうルートにすれば効率よく回れるか、考えるのも面白い」と話す。

JR東日本(本社・東京都渋谷区)は東京近郊の普通列車と東京モノレール線が1日乗り放題になる「休日おでかけパス」や、東京23区内の普通列車で利用できる「都区内パス」などを発売している。休日おでかけパスは平成27年度、前年度比約8万枚増の約111万枚を売り上げる人気ぶりだ。

東京メトロ(本社・東京都台東区)の「東京メトロ24時間券」は使用開始の時刻から24時間使える。深夜、地下鉄が走っていない時間帯は使えないが、実質的に2日間に渡って使えるのが魅力だ。昨年3月に登場した。

広報課の石川登主任は「土日の利用が目立つので、観光で使う人が多いようだ」と推測する。また、電車で都内を頻繁に移動するビジネスにも活用できそうだ。

海を感じる旅に

港町・横浜のベイエリアの観光に便利なのが横浜市交通局の「みなとぶらりチケット」と「みなとぶらりチケットワイド」だ。赤レンガ倉庫や中華街などがある市中心部で、バスや市営地下鉄が何度でも乗り降りできる。28年度は前年度比約1万枚増の7万5000枚を売り上げた。

横浜ランドマークタワー69階の「スカイガーデン」の入場料は大人1000円だが、チケットを提示すると700円になるなど、さまざまな特典もある。営業・観光企画課の佐藤千鶴課長は「お得感があるチケットとして広く知られるようになった」と語る。

小田急電鉄(本社・東京都渋谷区)の「江の島・鎌倉フリーパス」は小田急線の発駅から藤沢駅までの往復きっぷ付きで、古都を気軽に散策できる。海岸沿いを走り車窓風景が美しい江ノ電に何度でも乗れるので、自分だけの湘南を見つけることもできそう。

34%増の人気ぶり

活気ある商都を見て回るなら、大阪観光局の「大阪周遊パス」1日券が便利。市内の私鉄や市営地下鉄などが乗り放題で、大阪城天守閣や空中庭園展望台など38の人気スポットの料金が1回無料になり、店舗や施設の特典も充実している。

パスには1日券と2日券があり、昨年度は前年度比34%増の計122万枚売れた。魅力創造部の大明重夫部長は「大阪の主な観光スポットはほぼ網羅していて、このパスで回ることができます」と強調する。

京都市内のバスや地下鉄が利用できる京都市交通局の「京都観光一日乗車券」は、龍安寺や知恩院などの拝観料などが割引になる。歴史ある神社仏閣をまとめて回りたい人にはぴったりだ。

神戸エリアの電車が乗り放題になる「神戸街めぐり1dayクーポン」の販売額は950円ながら、700円分のクーポンが付いている。クーポンは神戸港を一望する神戸ポートタワーや、織田信長や豊臣秀吉の肖像画を収蔵している神戸市立博物館などで使える。工夫次第で旅のコストパフォーマンスはグンと高まりそうだ。

 

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