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茨城空港の28年度旅客数、開港以来最多の61万人 国内線が好調、国際線は微減

2017/06/29

茨城空港(茨城県小美玉市)の平成28年度の旅客数が61万2316人で、22年の開港以来最多となったことが、県空港対策課のまとめで分かった。国際線の定期便が相次いで運航を停止した一方、国内線が好調だった。県は夏休みシーズンの到来を前に、搭乗客が移動する通路「可動式エプロンルーフ」を導入するなど、さらなる利用促進を目指す。(上村茉由)

201706291055_1.jpgキャリーバッグを手にバスの到着を待つ茨城空港の利用者ら=27日午後、小美玉市与沢(峯匡孝撮影)

札幌便など利便性向上

茨城空港の28年度の旅客数は、国際線が前年度より1205人減って14万9445人。一方で、国内線は5万9171人増えて46万2871人だった。開港以来の旅客数は300万4634人となり、300万人の大台を突破した。

国際線は28年度、台湾の台北や中国の深セン、杭州などと結ばれていた定期便が相次いで運航を停止したことが影響した。現在、定期便は茨城-上海の週6便のみとなっている。

チャーター便では28年度、韓国とベトナムとの間で16便が運航した。今年度は5月のゴールデンウイークに茨城-台北間で運航したほか、7月15、17日には韓国・済州との間で運航する。

空港対策課の担当者は、国内線が好調な理由について「徐々に茨城空港の認知度が上がってきた」と分析する。今年度から札幌便を1日1便から2便に増やし、那覇便は直行便になるなど利便性が向上した。無料の駐車場や、JR東京駅まで片道500円で利用できるバスも好評だ。

繰り返し利用する人に対するサービスも充実させている。「IBRマイエアポートクラブ」の会員になると、茨城空港発着便1回の利用で1ポイント付与され、10ポイントで1万円のキャッシュバックと県特産品がプレゼントされる。今年度は、誕生月にはポイントが2倍になる。

エプロンルーフを導入

 また、県は7月2日から可動式エプロンルーフを導入する。格安航空会社(LCC)対応の空港として整備された茨城空港では、搭乗橋がなく、乗客は屋外を歩いて移動している。エプロンルーフがあれば、乗客は雨風や日差しを避けて乗り降りができるようになる。

空港対策課の担当者は「茨城空港はコンパクトで、すぐに搭乗できる。札幌や那覇は、特に夏休みにはいい場所だと思うので、ぜひ茨城空港から行ってほしい」と話している。
 

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