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万博誘致のレース号砲 松井知事がパリ入り、大阪開催を㏚

2017/06/13

【パリ=有年由貴子】2025年国際博覧会(万博)誘致のためパリ入りした大阪府の松井一郎知事は6月12日夜(日本時間13日未明)、開催地決定の投票権を持つ各国へのPR活動を始めた。14日には博覧会国際事務局(BIE)総会で、立候補したライバル3カ国とともにプレゼンテーションを行う。来年11月の開催地決定まで約1年半。激しい誘致レースの火蓋が切られた。
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201706131241_1-300x0.jpg大阪府・市が万博誘致を進めている人工島・夢洲=昨年9月、大阪市(本社ヘリから

12日午後4時前にパリのシャルル・ドゴール空港に到着した松井知事は午後7時ごろから、22、23年万博立候補国のポーランドが主催するレセプションパーティーに出席。BIE加盟各国の代表らに大阪誘致をPRし、午後10時前にパリ中心街のホテルに戻った。

13日午前には、BIE総会が開かれる経済協力開発機構(OECD)カンファレンスセンターを下見。午後もプレゼン準備の合間を縫って、各国へのロビー活動を行うなど精力的に誘致活動をこなす予定だ。

13日から始まる総会では初日に委員会報告などが行われ、2日目の14日に2025年万博の開催地に立候補した日本、フランス、ロシア、アゼルバイジャンがそれぞれの開催テーマなどについて20~30分程度ずつ説明。日本は松井知事と誘致委員会の榊原定征会長(経団連会長)がスピーチし、大阪万博の開催意義や大阪の魅力をPRする。

総会でのプレゼンは今回と今年11月、来年6月の計3回。今回は今年3月末に発足した誘致委にとって、初めて国際的な舞台でアピールする機会となる。BIE加盟国の投票で開催地が決まる来年秋までの誘致レースでは、「選挙でいう“第一声”。非常に重要な節目」(誘致委関係者)と位置づけられている。

昨年11月に立候補したフランスや今年4月に名乗りを上げた日本に比べ、ロシアとアゼルバイジャンは5月の立候補締め切り当日に申請しており、開催内容などの情報はベールに包まれている。誘致委関係者は「今回の総会は各国の戦略を知れる貴重な機会。各国の出方を見ながら今後の戦略を考えていくことになるだろう」と話している。

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